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- 投稿日:2023/12/15
- 更新日:2024/01/30

公的介護保険とは
介護保険の背景
日本の公的保険の一つに介護保険があります。年金保険や健康保険はよく耳にすることがあると思いますが、それに比べると介護保険はなかなか聞き馴染みのない言葉なのかもしれません。
介護保険は2000年にスタートしてから23年が経ちました。当時は65歳以上の高齢者の割合は20%未満でしたが、高齢化は加速し続け、2022年には29%を超えました。高齢化は国の予測を上回るスピードで加速しており、一方では少子化が進んでいます。今は3人に満たない現役世代で1人の高齢者を支える構図になっています。
介護保険のきほん
介護保険料は40歳になると納付が始まります。保険料は大きく2つに分かれます。65歳以上の第1号被保険者と、40〜64歳までの第2号被保険者で異なります。介護保険の保険者は、基本的にお住まいの市区町村で国ではありません。
介護保険の給付は現物給付です。デイサービスやヘルパーなどの介護サービスを利用すると、その方の負担割合により自己負担金額が異なります。自己負担割合は所得に応じて1割〜3割となります。第2号被保険者は一律1割です。

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