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- 投稿日:2023/12/17
- 更新日:2023/12/17
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要約
サプリメントや健康食品は「薬ではなくあくまで食品」です。食品とは「食べることで栄養や美味しさを手に入れるもの」
もしサプリメントや健康食品に対して、薬のように「摂取することで若返りや運動機能改善など何かの効果を期待している」なら、それは資産の無駄遣いかもしれません。
医師の視点から多くの方が陥りやすいサプリメントや健康食品のワナについて記載します。
サプリメントや健康食品を使用する上で最も意識すべきこと、それはサプリメントや健康食品は「薬ではなくあくまで食品」であるということです。食品とは「摂取することで栄養や美味しさを手に入れるもの」です。薬のように「摂取することで若返りや運動機能改善など何かの効果を期待して」使用するものではありません。
もしその食品に何かしらの効能効果があるのなら、しっかり研究を行い効果を証明+副作用の報告もして、薬として登録しなければなりません。なので「食品に効能効果を謳うこと」は基本的には法律で禁じられているのです。
最近は特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品など例外的に「食品に効能効果を謳うことを許可する」法律ができました。しかしあれらは健康ビジネスを行う企業のための法律であり、私たち消費者のための法律ではありません。実際に特定保健用食品や機能性表示食品の登録に必要な研究は、薬と比べると明らかに劣っています。

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