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- 投稿日:2023/12/23
- 更新日:2023/12/23

はじめに:私の経験談
今から12年前に父が認知症になり、要介護認定を受けた後、介護サービスを利用することになりました。
その際に、担当のケアマネジャーの方から、「介護サービスを利用されるなら世帯分離の手続きをされてはどうでしょうか?」という提案を頂き、世帯分離という仕組みをはじめて知りました。
本記事では介護サービス利用料の概要と世帯分離についてお伝えします。私が利用していた当時とは内容が変わっている箇所もありますので、現在のものにあわせています。
介護サービス利用料の概要
介護保険サービスを利用した場合、介護サービスにかかった費用の1割(一定以上所得者の場合は2割又は3割)を負担するです。仮に1万円分のサービスを利用した場合に支払う費用は、1千円(2割の場合は2千円)ということです。
月々の利用者負担額(福祉用具購入費や食費・居住費等一部を除く。)の合計額が「所得」に応じて区分された上限額を超えた場合、その超えた分が介護保険から支給されます。介護保険からの支給を受けるためには、市区町村に申請することが必要です。

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