- 投稿日:2024/02/03
- 更新日:2025/09/13

漫画の営業活動では、自身の作品を提示する際に、ポートフォリオがあると大変便利だ。
ここでは、漫画家の持ち込みや営業におけるポートフォリオの作り方やその根拠、考え方について、詳細に説明したい。
🔷そもそもポートフォリオとは
ポートフォリオとは、複数の書類をひとまとめに持ち運べるケース、という意味で、個々の書類を別々に扱うのではなく、書類全体をひとつの物として扱うという意味が含まれている。
しかし、ポートフォリオは単なる「作品集」であってはならない。作者がどんな人物でどんな作品を描けるのか、作品によって相手にどんな利益や効果を与えられるかを端的にわかりやすく伝えるのがポートフォリオである。
🔷前提
ポートフォリオは出版社の編集さんや企業の企画担当者に向けて制作するもの。
編集さんたちの仕事の大半は抱えている作家さんの編集業務であり、新人発掘が占める割合は小さい。
その一方で、たくさんの漫画家志望者が応募している。そのため、まとまりのないものや極端に見辛いポートフォリオは中身を十分に見られることなく、足切りされる場合もある。

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