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- 投稿日:2024/06/18
- 更新日:2024/07/15

初めに
目的・背景
家族信託は、親の認知症対策や相続対策に有効な手段の1つです。しかし、いざやろうとするとどう進めてよいかわからないと思います。
2022年に両親と家族信託を締結した経験をベースに、進め方をお伝えできればと思います。本記事はまず本格的に開始する前の事前準備編です。
結論
本格的に進める前の制度の学習や信頼関係を作っておくという準備が大切です。これをやらずに、両親と家族信託をしようとしても、スムーズにはいかないでしょう。
・自分で家族信託や関連する制度を学習する。
・両親・相続人との信頼関係を作る。
・両親にお金の話になれてもらう。
家族信託の進め方(全体の流れ)
家族信託を進めるための全体の流れは以下の通りです。このプロセスに従って、家族信託の締結をスムーズに進めていきましょう。(もちろんこの手順じゃなくてもできますよ。)
1. 事前準備(←本記事はココ)
2. 家族会議
3. 業者選定
4. 業者との打ち合わせ、家族会議の繰り返し
5. 業者との打ち合わせ(最終確認)
6. 公証役場で公正証書作成、銀行口座開設
7. 現金振り込み、書類受け取り、証券の移管

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