この記事は最終更新日から1年以上が経過しています
- 投稿日:2024/07/17
- 更新日:2024/07/17

この記事は約4分で読めます
要約
書道では古典を学ぶ時
臨書(りんしょ)という言葉があります
更にカテゴリーを分けると
意臨(いりん)と形臨(けいりん)があり、似て非なるもの
ビジネスの考えにも応用が‥
みなさま、こんにちは。
書道歴40年、講師歴20年以上の なんちゃ です
書道では古典を学ぶ時
臨書(りんしょ)という言葉があります
簡単にいえば、モノマネです。
小学生の頃、お習字の時間に教科書を横において
見ながら書くことと同じようなものです。
その中で
意臨(いりん)と形臨(けいりん)という似て非なる臨書の書き方というのがあります。
形臨とは
文字のごとく、形をマネするということです。
忠実にマネすることにより、字の形、筆使い、バランスなどの技術的な側面に焦点をあて、学んでいきます。
意臨とは
手書きの著者の意図と精神をくみ取り、反映させて書くことにより、作品の雰囲気、運筆のリズムなど、形以外の要素を重視します。
ということは、形を無視して良いのか?
と思ってしまいますが、
簡単にいえば、その通りです。
私は、この作品からは、このように受け取りましたという気持ちさえ伝われば、重要とする部分は形ではないということです。
目に見えている部分と気持ちで伝わる部分とは人によって全くとらえ方が変わってきます。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください