- 投稿日:2024/07/27
- 更新日:2025/11/05
「大型家具を処分したいけど、どうすればいいの?」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。この記事では、不用品の中でも処分に困りがちな大型家具の、賢く、そしてスムーズな処分方法を紹介します。メルカリなら大型家具でも便利な「梱包・発送たのメル便」で簡単に処分できますが、中にはどうしても売れないものもありますよね。
この記事では、大型家具の処分方法を3つ、それぞれの特徴や注意点、そして具体的な探し方まで、わかりやすく解説します。これを読めば、あなたも安心安全に、そして費用を抑えて大型家具を処分できます!
大型家具の処分方法:3つの選択肢
大型家具の処分方法は、主に3つあります。
粗大ゴミとして出す
ゴミ処理場に自己搬入する
不用品回収業者に回収してもらう
粗大ゴミとして出す場合やゴミ処理場に自己搬入する場合は、お住まいの自治体によってルールが異なりますが、基本的には自力で搬出できることが条件となります。その他のルールについては、お住まいの自治体のウェブサイトなどでご確認ください。
自力での搬出が難しい場合は、不用品回収業者に回収してもらうのがおすすめです。
不用品回収業者の選び方:許可証を確認!
不用品回収は、必要な許可を得ている業者に依頼しましょう!
無許可の業者に依頼した場合、依頼者が罰則を受ける可能性もありますので、注意が必要です。
不用品回収に必要な許可は以下の3つです。
産業廃棄物収集運搬業許可
産業廃棄物収集運搬業許可は、事業所から排出されるゴミの収集・運搬をするために必要な許可です。都道府県が認可し、認可された都道府県全域で有効です。
一般廃棄物収集運搬業許可
一般廃棄物収集運搬業許可は、家庭ゴミの収集・運搬に必要な許可です。市町村が認可し、認可された市町村でのみ有効です。
古物商許可
古物商許可は、中古品の売買に必要な許可です。不用品を廃棄ではなく売却したい場合は、古物商許可を所持する業者に依頼しましょう。警察署が認可し、日本全国で有効です。ただし、事業所ごとに許可が必要なため、買取を依頼する事業所が許可を取得しているか確認しましょう。
今回は、家庭での不用品処分を前提とし、一般廃棄物収集運搬業許可事業者の探し方を解説します。古物商許可事業者も同様の方法で探すことができます。
一般廃棄物収集運搬業許可事業者の探し方
・Googleで「不用品回収 〇〇」と検索します。
〇〇には、お住まいの自治体名を入れてください。
・検索結果に表示される業者のウェブサイトをクリックします。
・ページ最下部のフッターと呼ばれる場所、または会社概要のページに、所持している許可証の情報が記載されていることが多いので確認しましょう。
もし、ウェブサイトのどこにも許可証の情報が記載されていない場合は、許可を取得していないと考えられるので、依頼するのはやめましょう。
業者の選び方の注意点
このように、いくつかの業者のウェブサイトを確認していくと、あることに気づくと思います。ほとんどの業者は産業廃棄物収集運搬業許可と古物商許可を取得していますが、一般廃棄物収集運搬業許可を取得している業者は、ほぼないと思います。
これは、産業廃棄物収集運搬業許可が都道府県全域で有効なのに対し、一般廃棄物収集運搬業許可は市町村でのみ有効であるため、県内全域で営業しようとする場合、市町村全てで許可を得なければならないため、現実的ではないからです。しかし、「県内どこでも回収します」という業者が多いです。
これはどういうことかというと、下請け業者に丸投げしているからです。そのため、こういった業者に依頼した場合、手数料を中抜きされてしまいますので、注意が必要です。
つまり、この下請け業者に直接依頼することができれば、中抜き分の費用を抑えることができます。
下請け業者を探す方法:ゴミ収集車に注目!
では、どうやってこの下請け業者を探すか?
一番簡単な方法は、ゴミの日に収集に来る業者に依頼をすることです。この業者は、自治体から委託されて家庭ゴミを収集・運搬しています。そのため、必ずその自治体の一般廃棄物収集運搬業許可を所持しています。ゴミ収集車の側面などに業者の名前が書いてありますので、問い合わせてみましょう。
全ての業者が対応しているかは分かりませんが、多くの場合、家庭からの不用品の個別引き取りにも対応しています。
また、自治体のウェブサイトにも一般廃棄物収集運搬業許可を所持している業者の一覧が掲載されていることがありますので、ゴミ収集車で確認できない場合はこちらで確認してみてください。もしウェブサイトに掲載がなくても、自治体のゴミ関連部署に問い合わせれば教えてくれると思います。
まとめ:費用を抑え、安心安全に不用品を処分しよう!
大型家具の処分は、自治体のルールに従って粗大ゴミとして出すか、ゴミ処理場に自己搬入するか、不用品回収業者に依頼するかの3つの方法があります。
自力での搬出が難しい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。その際は、必要な許可を持つ業者を選ぶことが重要です。中でも、一般廃棄物収集運搬業許可を持つ業者に直接依頼することで、中間マージンを省いて費用を抑えることができます。
ゴミ収集車の業者に直接問い合わせたり、自治体に問い合わせたりして、信頼できる業者を見つけましょう。大型家具の処分は困難なことがありますが、あなたにとって最適な方法を見つけて、費用を抑えて不用品をスムーズに処分しましょう!