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- 投稿日:2024/08/24

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20.製造間接費
製造間接費とは、一定単位の製品の生成に
関して、その発生が直接的に認識されない原価をいう。
言い換えると、製造間接費は、特定の製品
(または特定種類の製品)のために消費した
金額を直接的に把握することが困難または
不可能な原価ということができる。
個別原価計算を採用している場合や、
総合原価計算を採用している場合であっても
複数種類の製品を製造している場合など、
一定単位の製品ごとに製造原価を集計する
必要がある場合(※)に、その集計を直接的に
行うことができない製造原価要素を一旦集計
するため、製造間接費勘定を設けた会計処理が
行われる。
※製造間接費であっても、製品を製造するために
要した製造原価である以上、最終的には
製品単位ごとにその金額を割り当てる必要がある。
🟦製造間接費に関する計算・処理
間接材料費、間接労務費、間接経費といった
製造間接費に分類された各原価要素の消費額
(実際発生額)は、製造間接費勘定に振り替え
(借方側に)られる。

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