この記事は最終更新日から1年以上が経過しています
- 投稿日:2024/08/09
- 更新日:2024/08/20

2024年からの相続時精算課税制度の改正について
こんにちは、2024年から、相続時精算課税制度に大きな改正がありました。
今回は、この改正のポイントをわかりやすく解説し、制度を上手に活用するためのヒントをお伝えします。
基礎控除の追加:年間110万円まで非課税に
今回の改正で、相続時精算課税制度に年間110万円の基礎控除が新たに追加されました。これにより、年間110万円までの贈与には贈与税がかからず、さらに相続税の計算にも含める必要がありません。
この基礎控除は毎年利用できるので、少額の贈与を計画的に行うことが、より有利になります。(この場合、暦年贈与7年間の加算からも除外されます。)
特別控除の継続:2,500万円まで非課税のまま
従来通り、相続時精算課税制度では2,500万円までの特別控除が適用されます。この範囲内であれば、贈与税はかかりません。特別控除は累積して利用できるため、複数年にわたり贈与を行うことが可能です。(こちらは、最終的な相続税の申告の際は計算対象になります。)

続きは、リベシティにログインしてからお読みください