- 投稿日:2024/08/11
- 更新日:2025/10/09
こんにちはサクです。
自動販売機オペレーターを7年、メンテナンスとして3年働いてきました。転職を5回しているので、その経験をいかして自動販売機オペレーターの転職活動に役立つ情報を発信しています!
そこでこの記事では、同じ悩みを持つ自動販売機オペレーターの悩みを解決する方法を、まとめてわかりやすく解説します。
この悩みを解決するには転職。なぜなら一番確実で再現性が高いからです。
この記事を最後まで読めばあなたが、実際に転職を考えてから退職するまでの具体的な方法がわかります。
結論は「転職の軸を決める」「転職エージェントを利用する」
5回の転職を経験してでた答えです。
転職を成功させて今より豊かな暮らしをしましょう。
転職を成功させるSTEP1 やめたい理由を明確にする

最初に辞めたい理由をはっきりさせましょう。なぜ辞めたいのかが決まらないと、なにも始まりません。難しく考えずに、思いつくままに書いてください。
方法はなんでも構いません。ノートに殴り書きでもいいですし、パソコンの方が慣れているならパソコンで大丈夫です。
大事なのはやめたい理由を見えるようにすることです。
書き終わったら次は悩みを分けます。
なぜならこの作業をすると、やめたい理由がよりわかりやすくなるからです。
具体的にはこの3つに分けます。
チェックポイント
・仕事内容 例)エリアが広い、持ち台数が多い、売り上げが多く回り切れない
・人間関係 例)先輩のあたりがキツイ、同じチームのメンバーが協力的ではない
・労働条件 例)給料が安い、休みが少ない、残業が多い
分けることができたら次のステップに進んでください。
もしやめたいとまで思わなくても、今の仕事に違和感を感じている人は「仕事満足度尺度」を使ってみましょう。
「仕事満足度尺度」とは
世界中で行われた仕事の満足度研究を、もとに開発されたテストです。仕事からどれくらい幸福感をえられているか、数値ではかることができます。
転職を成功させるSTEP2 解決方法を考える

分けた理由ごとに解決方法を考えます。
退職や転職はリスクが高いので、解決できるなら試してください。
ここで試さないと今後の転職活動で、矛盾がでて方向性が分からなくなり、思うように進まなくなります。
解決方法は理由によって異なるので、次の内容を参考にしてください。
チェックポイント 仕事内容の解決方法
・ルート編成
・部署、担当業務の変更人間関係の解決方法
・出社時間をずらす
・単独ルートにしてもらう
これらのことを実践して、解決できればいいですがなかなか難しいとおもいます。
解決できなかった方は転職活動をはじめましょう。
重要なのは「転職の軸」
転職を成功させるSTEP3 転職の軸を決める

転職サイトや転職エージェントに登録する前に「転職の軸」を決めます。
転職の軸とは転職活動においての方向性。
転職は手段であって目的ではないので気をつけてください。
やることはたった2つ
・転職で叶えたい事に優先順位をつける
・自分の棚卸し
転職の軸 転職で叶えたい最優先事項
最初に転職で叶えたい優先順位ですが、STEP1ででたやめたい理由に優先順位をつけましょう。
ここで重要なのが絶対に叶えたいことと同時に諦めれる条件を決めることです。
転職で改善できる事はたくさんあります。
改善できること
・休みが増える
・給料があがる
・残業が減る
・通勤距離が短くなる
・スキルが身につく
・やりがいのある仕事ができる
しかし、すべてを改善することは難しいので、転職活動で困らないようにしっかり決めて下さい。
転職の軸 自分の棚卸し
自分の棚卸しとは
今までやってきたことやできることのタグ付け。
タグ=自分の強みなので求人を探すときのヒントになります。
同じ自動販売機オペレーターでもいろいろなタイプがあるので一度考えてみてください。
缶だけでなくカップ、給茶機の担当でも違います。巡回時に売上をのばすか、売切れをへらすかなど、タイプはさまざまです。例として自分自身のタグを紹介します。
・7年無事故無違反
・自動販売機の修理経験
・売切れ数前年比-15%達成
・リーダーとして2人のマネジメント
・新人教育
・季節商品の個人営業
・誠実性
・転職経験
・コミュニケーション能力
・売上データ分析
この中に当てはまるタグもあれば、当てはまらないタグもあると思います。
人それぞれなので自分と向き合って考えましょう。時間をかけても大丈夫。
ここまでくれば本格的な転職活動のスタートです。
もっと詳しく転職軸の作り方を知りたい方はこちら
転職を成功させるSTEP4 転職活動開始
転職サイト・転職エージェント登録
いよいよ仕事を探しますが探し方は大きく2種類があります。
・転職サイトやハローワークなどの求人掲載サイトで探す
・転職エージェントなどの人材紹介会社からの紹介
ハローワークは皆さんご存じだと思うので今回は割愛します。
転職サイトは「リクナビネクスト」「doda」「マイナビ転職」のような求人広告を見れるサイトです。
一度は見たことあるのではないでしょうか、手軽に見れるので情報収集にとても役立ちます。
転職サイト
リクナビネクスト
マイナビ転職
doda
一方、転職エージェントは最近広告も増えてきて、見たり聞いたりすることが多くなってきました。
しかし、なじみがない方もいると思うので簡単に説明します。
転職エージェントは求職者に求人の紹介だけでなく、履歴書、職務経歴書のアドバイス、面接の日程調整、金額交渉、勤務開始日の調整など幅広くサポートしてくれます。
転職サイトも転職エージェントも無料で使えるのでぜひ活用ください。
転職エージェント
リクルートエージェント
doda
マイナビエージェント
この2つですがメリットとデメリットがあります。

転職を考えているがまだ悩んでいる人は転職サイトで情報収集。
ここまで転職サイトと転職エージェントの説明をしてきましたが、働きながら転職活動をするなら転職エージェントがオススメです。
シフトのルートなら平日休みがありますが、大半のルートは時間も平日休みもないです。応募書類を送ったり、面接日程調整をしてくれるエージェントはとても心強いです。
次に登録してからの流れを説明します。
登録・現在の状況、職務経歴、希望条件などを入力
日程調整・希望の日時を伝える(土日や20時頃まで対応可能)
面談・転職を考えている理由や、詳しい希望条件を説明
サポート・面談での結果をふまえた求人案内、応募書類の添削
面接・面接日時の調整、面接対策などのサポート
内定・金額交渉、入社日の調整
実際に使ってみて働きながらの転職活動は、思ったよりも大変でした。エージェントがいなかったら転職できなかったと思います。
しかし気を付けるべきこともありました。それは自分を売り込むことと転職エージェントの見極めです。

転職エージェントは、企業に人材を紹介して採用されたら、企業から紹介料をもらいます。(年収の20~30%が相場)なので自分でエージェントにアピールしないと、意欲が低いと見られなかなか求人を紹介してもらえません。
イケてないエージェントは、求職者の希望を無視して内定が取れやすい企業ばかりを紹介したり、連絡が遅かったりするので注意してください。
よく転職情報のなかに、エージェントは複数に登録しようとありますが、自販機オペレーターにはオススメできません。
皆さんの方がよく分かっていると思いますが、時間がないですよね。1社かよくて2社が限界です。サポートが充実していても決めるのは自分自身なので、何社も登録したら時間がたりません。
1つに決めれず迷ったら、どのエージェントも魅力はありますが
「リクルートエージェント」をオススメします。
求人数は業界トップ、サービスも手厚いです
転職エージェントの上手な使い方
サポートが始まると求人案内がけっこう多く来ます。
なぜなら一般的に書類通過率が15%、その中から内定をもらえるのが30%といわれています。
例えば100社応募して面接にいけるのが15社、内定が3社の計算です。
エージェントは少しでも条件が合いそうなら紹介してきます。気を付けてほしいのが、紹介されたからといってむやみに応募しないでください。
自分でも企業を選びましょう。とはいえ自分だけで選ぶのは難しいので「求人情報」「就職四季報」「口コミ」で企業研究をしましょう。
求人を探しても条件に合う仕事がないやりたい仕事がないどんな仕事が向いているのか分からない
就職活動をしているとこんな時期がきます。
そんな時は自分の「転職の軸」を思い出してください。
何のために転職するのか、自分のタグは何があるのかもう一度確認して、エージェントに相談しましょう。就職活動の方向性を確認します。
相談に乗ってくれなかったり、適当な対応をされたりしたらイケてないエージェントなので変えてもらいましょう。
応募したい企業が決まったら応募書類の準備が始まります。
登録時に入力した内容に加え、細かい職歴、実績、資格、自己PRなどを追記して書類を作ります。ある程度はエージェントも添削しますが、自分でも意識しておくことがあります。
履歴書の注意点
履歴書は応募者の経歴を見て判断するための書類です。
主に学歴、職歴、資格などが条件にあうか見られます。
チェックポイント
中でも一番重要なのが志望動機です。応募条件が合っていても、志望動機で選考が通らないことがあります。志望動機は転職理由となぜこの会社に応募したかに一貫性を持たせましょう。
どこでも通用する志望動機や、会社を褒めただけの内容では選考に通りません。気を付けてください。退職理由がどうしてこの会社で解決するのか、どのように会社に貢献できるのか、具体的な数字やエピソードがあると好印象です。
ほかには初めて顔が見られるので写真も重要です。できれば写真機ではなくスタジオなどで撮影した写真がベストです。もちろん誤字脱字は論外です。
文字の大きさや、数字の全角半角が統一か、余白に対して文字の量は適切かなど見た目にも注意しましょう。
職務経歴書の注意点
次は職務経歴書ですが、ここではどんな業務をしてきたか判断されます。
チェックポイント会社が求めている仕事をしていたか、実績は信憑性があるか。数字だけでなく達成するまでに、どんな工夫を凝らしたかなどが見られます。
その実績が、どのように応募企業でいかせるかを考えて作成しましょう。
どんなに素晴らしい経歴でも、会社が求めてなければ意味がありません。
逆にいかせる実績であればより強調して書きましょう。
自己PRの注意点
最後の自己PRは自分の強みを書きます。ここでも相手の会社を意識して書きましょう。
職務経歴書で書いた、いかせる実績を詳しく書くのもいい評価が得られやすいです。
内容は個人のスキルなどをアピールし過ぎても逆効果なので、チームで目標達成するまでの失敗や解決策が好ましいです。
面接対策
身だしなみや入退室のマナーはできて当然だと思われています。
あまりにも酷いと内定のハードルがかなり上がるので注意してください。
面接はだいたい流れが決まっています。
入室→挨拶→自己紹介→職務経歴→転職理由→志望動機→逆質問
この順番で行われます。前後は入れ替わるかも知れませんが、聞かれる内容は変わらないので準備を必ずしましょう。
面接では前向きな姿勢と一貫性を意識してください。
なぜ転職したいのか、どうしてこの会社なら希望が叶うのか、どうやって会社に貢献できるのか、この3つに一貫性がないと面接で落ちやすいです。迷ったら転職の軸を思い出し、もう一度企業研究をして矛盾のないようにしてください。
前職の悪口は言わない
転職理由を答える時は、前の会社が悪いのではなく、今回面接している会社の方が自分の転職の軸に合ってると伝えましょう。ここで前の会社の悪口を言ってもいい事はありません。面接官がうちの会社に入っても、何かあれば悪口を言われると思ってしまうので絶対にやめましょう。
逆質問は自分に主導権があります。ここで気になる事ははっきり聞きましょう。
転職で叶えたいことが、これまでの面接で分からなければ、聞きにくいことでも必ず聞いてください。
チェックポイント
・はっきり聞かないと早期退職の原因になる
聞きたいことがない場合は「特にありません」と答えると、意識やコミュニケーション能力が低いと判断されるのでやめましょう。
「今回の面接で丁寧にお答えいただいたので特にありません」
こう答えれば疑問が解決したと分かるので、質問がない場合はこのように答えましょう。
転職を成功させるSTEP5 円満退社を意識する

焦って入社しない
内定をもらったら必ず労働条件を確認してください。
内定=入社ではない。金額、勤務地、就業時間など納得できないことがあれば交渉できます。
ハローワークや転職サイトで内定をもらったら自分で交渉になるので、交渉をサポートしてもらえる転職エージェントはオススメです。
伝え方に注意
条件が問題なく入社を決めたら退職交渉です。
チェックポイント
まず直属の上司に伝えましょう。相談したいことがあるといって、できれば邪魔の入らない時間と場所を選んで話してください。
多分引き止められますが流されないように。
法律では2週間前に申し出を出せば、違反にはならないとありますがオススメできません。
できれば3カ月、遅くても1カ月前には伝えましょう。引継ぎや有休消化もあるので早く伝えた方がいいです。
転職エージェントに入社日の交渉も頼めるので確認してください。
普段からロケ先ごとの情報をまとめておくと引継ぎが楽になります。
今のうちから準備しましょう。
就職後、前の会社に確認や連絡をすることがあるので、暴言や捨て台詞などを吐かずに円満退社をしてください。
次の仕事が決まっても投げ出さず最後まで頑張りましょう。
まとめ
転職を成功させる5STEPを解説してきました。
状況に合わせて参考にしていただければと思います。
・やめたい理由を明確にする
・問題解決にために行動する
・転職の軸を決める
・転職エージェントを使い倒す
・よけいなことは言わず退社する
この5つができれば転職の成功はぐっと近づきます。不満をもって働いても誰のためにもなりません。
会社のために頑張るのもいいですが、一度きりの人生、自分のために頑張ってみましょう。
転職活動はノーリスク
まずは転職活動を始めましょう。そして自由を手に入れよう!