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- 投稿日:2024/09/11
- 更新日:2024/09/11

【はじめに】
着物は着付けられますか?
着付けはできないけど、『マナー違反』があることをご存じ方は多いのではないでしょうか?
実際に『左前(ひだりまえ)』がそれに該当します。ではなぜ『左前』がいけないのか。それは『死装束(しにしょうぞく)』になるからです。つまり、亡くなった方に着付ける手法のため縁起が悪いとされます。
【左前とは】
「着物の左前」とは、着物を着る際の合わせ方についての表現です。着物の前を閉じるときに、どちらを上にするかがポイントになります。
通常、着物を着るときは「右前」にします。これは、着る人から見て右側の前身頃(まえみごろ)が体に密着し、その上から左側の前身頃を重ねるという意味です。
一方、「左前」は、左側の前身頃を右側の前身頃の下に重ねることを指し、この着方は亡くなった方に着せるものです。つまり、「左前」は死装束(しにしょうぞく)を意味します。そのため、生きている人が着物を着るときに「左前」にするのはタブーとされており、注意が必要です。

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