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- 投稿日:2024/08/28

ControlNetは、画像生成において特定の制御を可能にする機能で、さまざまな種類があります。
それぞれの種類について以下に解説します。
9.MLSDとは
MLSD(Multi-Layered Structure Detection)は、主に建物や屋内の直線部分を抽出して新しい画像を生成する機能です。
MLSDは、画像内の直線を認識し、それを基にした画像生成を行います。
この機能は、建物などの直線的な構造物を描写する際に特に効果を発揮します。
直線部分の抽出
MLSDは、アップロードした画像の直線部分のみを認識し、これを基に新しい画像を生成します。
曲線は抽出されないため、主に直線的な要素が強調されます。
背景生成
主に背景画像を生成する際に利用され、直線部分がない場合は効果を発揮しません。
例えば、部屋や建物の画像を生成する際に適しています。
デフォルト
プリプロセッサ
mlsd
入力画像から直線のみを検出し、それに沿った画像生成が可能。
曲線は抽出されないため、イラストレーションや人物には向いていない。
部屋の構造やレイアウトをキープする程度の目的で利用するのが良い。

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