- 投稿日:2024/08/21
- 更新日:2025/10/08

夫婦で同じマネーフォワードMEアカウントを使っても大丈夫?
結論から申し上げますと、マネーフォワードMEの公式では、夫婦で同一のアカウントを使用することは推奨されていません。また、家族全員でアカウントを共有する機能も用意されていません。
家族でアカウントを共有する機能はありますか?しかし、リベシティの講師であるファイナンシャルプランナーの秋山さんは、動画内の9:00あたりで「夫婦で1つのアカウントにまとめるのは、家計管理において有効である」と述べています。興味がある方は、以下のリンクからその部分をご覧いただけます。
最終的な判断はご自身で行っていただく必要がありますが、「夫婦で一緒に家計を管理したい」とお考えの方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
夫婦同一アカウントのメリット
・料金が1人分で済む
スタンダードコースの料金は以下の通りです。
・月額プラン:500円
・年額プラン:5,300円(※月額プランを1年間継続すると6,000円)
夫婦で1つのアカウントにすれば、年額5,300円を節約できます。この金額で、家族で外食に行くことも可能です!
・手間がかからない
アカウントが別々の場合、それぞれのアカウントにログインして家計を管理する必要がありますが、同一アカウントを使用することで、その手間が省けます。
・入力漏れに気づきやすい
例えば、家族で外出中に夫が現金で支払った場合、妻がその場で手入力できます。万が一、どちらかが入力を忘れていても、同一アカウントなら漏れに気づきやすくなります。
夫婦同一アカウントのデメリット
・明細が見えすぎてしまう
お互いの明細がすべて見えるため、過度に干渉しないなどのルールを事前に決めておく必要があります。
夫婦同一アカウントにする手順
①残すアカウントを決める
マネーフォワードMEでは、複数のアカウントをまとめる機能は提供されていません。そのため、エクスポート・インポートの簡単な方法もなく、移行には多少手間がかかります。
特に理由がない場合は、紐づいている情報や明細が多い方のアカウントを残すのが賢明です。今回は、妻のアカウントを残し、夫のアカウントを削除することにします。
②一方のアカウントに紐づいていた情報を残すアカウントに連携する
次に、妻のアカウントに夫のアカウントにのみ紐づいていた銀行口座、証券口座、カード情報、財布などを連携します。このとき、「取得可能なデータをすべて取り込む」にチェックを入れ、明細や履歴も忘れずに取り込むようにしましょう。
ただし、明細のカテゴリは、マネーフォワードMEが自動で設定したものになります。元のカテゴリと異なる場合は、手動で修正が必要です。
③手入力していた情報や連携できなかった情報を手動で入力する
現金で支払いを行った際に手入力していた内容や、口座連携時に取得できなかった明細については、手動で再度入力する必要があります。マネーフォワードMEでは「取得可能なデータをすべて取り込む」にチェックを入れると、基本的には金融機関サイトで閲覧できるすべての期間のデータを取得してくれます。
しかし、私の場合、楽天カードでは1年4か月より前のデータや、モバイルPASMOでは半年より前の情報が取得できていませんでした。そのため、これらのデータは手動で補完する必要がありました。
④もう一方のアカウントを削除する
必要な情報がすべて連携され、夫のアカウントで管理していたデータが無事に妻のアカウントに移行されたことを確認しましょう。
確認が完了したら、夫のアカウントを削除します。
まとめ
お読みいただきありがとうございました🙏
1つのアカウントにまとめるには時間と手間がかかりますが、これにより、今まで妻のアカウントを確認し、夫のアカウントを確認する手間がなくなり、管理が非常に楽になりました。
この手順は私が実際に行った方法ですので、「もっと良い方法があるよ!」「こういったやり方もあるよ!」というアドバイスがあれば、ぜひコメントいただけると嬉しいです。