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- 投稿日:2024/09/03

概略
まず、英語のpとbは次のとおりです。
そう、だいたいは日本語と同じです。なにがどう同じなのかと言うと、
日本語のぱとばも、英語のpもbも唇がいったんくっ付く音だということです。
試しに唇をくっ付けずに「パ」と言ってみてください。「ふぁ」みたいになってしまうはずです。
余談ですが、腹話術の際、pとbは唇が動くはずなのに、どうやって唇を動かさずにpとbを発音しているんでしょうね?^^
ネイティブ発音へ
しかし、ネイティブレベルの発音を目指すなら、意識して変えるべき部分があります。それは、英語は「息多め」という点です。
petと言うとき、英語では「ペット」ではなく「ペヘット」(ヘはひそひそ声)という具合で、「ひそひそ声」の音を追加してpの音を伸ばします。
発音記号で書くと/pʰɛt/という具合でhの小さい版を足します。
少し難しいですが、これは厳密に言うと、口を開いてから声帯振動までを、ひらがな一個分くらい遅らせるということです。遅らせている間、息だけが出て「ひそひそ声」のような音が出ます。これを有気音と言います。

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