- 投稿日:2024/10/19

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34.工程別総合原価計算
工程別総合原価計算とは、総合原価計算
において、製造工程が2つ以上の連続する
工程に分けられる場合に、工程ごとにその
工程製品の製造原価を計算する方法をいう。
工程別総合原価計算において、工程ごとに
工程製品の製造原価を計算することを
工程別計算ということがある。
工程別計算では、原則として、工程ごとに
投入(消費)したすべての原価要素が集計
されることになるが、これは総合原価計算に
おける「部門別計算」ということができる。
また、ここでの工程は、部門別計算における
製造部門を意味している。
🔶工程別原価計算の方法
工程別総合原価計算は、累加法と非累加法とに
分類することができる。
💠累加法(⭐2級ではこれを覚える)
各工程における完成品原価と
月末仕掛品原価を計算し、最終工程以外の
各工程における完成品原価を次工程の
原価(前工程費)として振り替える
工程別計算の方法。
💠非累加法(※1級の出題範囲)
最終完成品の負担する各工程費を
直接的に計算し、それらを合計して
完成品原価を計算する方法。

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