- 投稿日:2024/09/15
- 更新日:2025/09/29

はじめまして!シロマサルと申します。
ボードゲームには皆さんが思っている以上に多くの種類があります。
テーマごとに分類できるほど豊富で、私もすべてを把握しきれないほどです。
それだけ、娯楽は人生を豊かにするものとして受け入れられています。
遊んでみて「面白い!」と思っても、一緒に遊んでくれる人がいないと悲しいものです。
知り合いや友人、家族などに紹介する際には、いくつかの注意点があります。
セールスやアフィリエイトでも同じですが、
誰かに何かをオススメするときや教える際は気を付けるべき点があります。
ボードゲームは楽しい時間を共有するために遊ぶもの。
うまくいかないと悲しい思いをすることも…。
今回はボードゲームを人に勧める際の注意点を5つ紹介します。
他にも応用できるかもしれませんので、ぜひ参考にしてみてください。
インストとは?
ボードゲームの世界でたまに聞く言葉、それが「インスト」です。
「インスト」とは「instruct」や「instruction」、つまり「教える」という意味の英語から来た用語で、ルール説明のことを指します。
誰かにボードゲームを勧めるということは、高い確率でインストをすることになります。
インストの基本はプレイヤーに「遊んでよかった」と思ってもらうこと。
ここを忘れずに!
勝ちたい、競いたい!上手くいきたい!というのもわかります。
ですが、最初はそれほど重要ではありません。
リピーターになってもらえれば、勝つ機会や楽しむ機会はたくさんやってくるからです。
遊び手の信用を得るためには必要な部分です。
その方が自分も楽しめます(笑)
楽しい時間を共有するために
1. ルールをしっかりと理解しよう
説明する以上、まずは自分がルールをしっかり理解することが大切です。
自分なりで構いませんので、説明書やネットのルールを参考にして、ゲームの内容を把握しておきましょう。
ただ、初めての人にとってはわかりにくいルールや表記もあるかもしれません。
そんなときの助けとなるアイテムが、ネット上に落ちていることがあります。
2. あなたの強い味方「サマリー」
「サマリー」とはルールを要約したもの、概要を記したものです。
上写真のような図解だったり、文章だったりと形式はいくつかあります。
遊ぶボードゲームの名前を入れて「サマリー」と検索すれば出てくることが多いです。
入力例:「バトルライン サマリー」みたいに検索すると良いです。
ボードゲーマーという生き物は自分が気に入ったゲームを広めたい一心で、無償でサマリーを作成していることがあります。
例えば、カードゲーム「バトルライン」のサマリーはこちらのサイトにあります。
https://bgsl.ketsukaonkyo.com/summary/battleline.pdf
また、商業サイトでも、サマリーが提供されていることがあります。
ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」でも有名作品のサマリーを提供しています。
https://jellyjellycafe.com/summary
複雑な処理を補助するために、サマリーカード(早見表)を用意しているボードゲームもあります。
手助けしたいのは作り手側も思っています。
その方が何度も遊んでもらえるからです。
写真は私が好きなアクワイアの物です。
ネット上のサマリーを人数分用意しておくと、ゲーム中に解釈を助けてくれるので非常に便利です。
3. ゲームの目的は最初に伝えるべし。
ゲームの目的は一番最初に伝えましょう。
「このゲームは一番お金持ちになった人が勝ちです!」と言うと、細かいルールの理解がしやすくなります。
目的が明確になると、プレイヤーは自分の番に何をすべきかを補完してくれます。
手番でできることは、お金を増やすためだ。となんとなく解るからです。
「一番失点の低い人の勝利です。」であれば、プレイヤーはどうすれば失点が少なくなるのかを知りたくなるわけです。
4. 相手の好みを尊重しよう。
相手に無理やり好きなゲームを押し付けないこと。
忘れがちですが、とても重要です。
人それぞれ好みが違うので、無理に遊ばせるのはよくありません。
よく考えてみると、全世界の人間の好みが同じだったら…。
人類はもっと早く絶滅していたでしょう。
「誰かと違う」というのは、素晴らしいことなのです。
相手が楽しんでいないなら、別のゲームに切り替えるのが賢明です。
デジタルゲームが好きな人も当然いるわけです。
仮に好きなゲームだったら「もう一回やりたい。」とあちらから提案してくるものです(笑)
5. 1度にすべてを教え込まない
初めての人に、細かいルールを一度に全部教えようとすると混乱してしまいます。
ですので、気負う必要はありません。
実際にプレイしながら覚えてもらう方が、理解が早いです。
楽しんでいるなら自分からサマリーを見たり知りたがります。
こうなれば、こっちのものです(笑)
オススメはプレイ時間が30分以下の短いゲームです。
時間が短いと、何度も繰り返し遊べるので、習得が早くなります。
時間のかかるゲームを遊びたい場合は、勝利条件や終了条件を短縮することをお勧めします。
例えば「10点取ったら勝ち」を「8点」にする。
または手番が5周したら終了して清算する。
誰かが脱落するゲームなら、1人脱落した時点で終了などの工夫ができます。
デジタルゲームでなく、わざわざボードゲームを遊ぶ。
最大のメリットといえるのがアレンジなどで自己解決できる点です。
デジタルゲームは不満があっても、遊び手側が仕様の変更をできません。
まとめ
1.自分なりで良いのでルールを知ろう。
2.「サマリー」は全員の理解を助けてくれる。
3.相手のいやがる遊びは強制しない。
4.1度に何もかもを教え込まない。
5.短いゲームは失敗のリスクが少ない。
6.ボードゲームはアレンジできるのが強み。
7.名作や人気作は「サマリー」のある確率が高い。
まとめは5選どころではなかったですが、お気になさらず。
このような注意点を押さえておけば、ひどい結果にはなりずらいでしょう。
ゲームを始めて教えることは気遣いであって自己満足であってはいけません。
最後は熱意が人を動かしてくれます。
この素晴らしいボードゲームの世界を是非、楽しんでいただけたらと思います。
いつか、違った形で活きるかもしれませんから。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!