• 投稿日:2024/09/13
  • 更新日:2025/10/15
今さら聞けない!?ETFって何?

今さら聞けない!?ETFって何?

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くろこぶたん@高配当株&メルカリ好き

くろこぶたん@高配当株&メルカリ好き

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要約
私のまわりで新NISAを機に投資を始めた方が多くいますが、「まずは投資信託」という方が多く見られます。 ところが私が株式を始めた時、初めて買ったのはETFだったんです。 どうしてETF?そもそもETFって何? 私の体験が投資信託以外にも興味を持つキッカケになれば嬉しいです。

ETFとは?

ETFは「Exchange Traded Funds」の略で、日本語では「上場投資信託」と翻訳され、投資信託と個別株の両方の特徴を持つ金融商品です。その特徴について説明します。

ETFは投資信託や個別株の両方の特徴がある

分散投資が可能:ETFは投資信託と同様に複数の株式や債券などに分散投資できるため、リスクの分散が図れます。
プロの運用:ファンドマネージャーが運用を行うため、投資信託と同じようにプロが銘柄を組み合わせたお弁当パックを作ってくれています。
資産の種類が豊富:株式、債券、不動産、コモディティなど様々な資産に投資できる商品があります。株式以外の資産に興味がある場合も気軽に始めやすいです。
証券取引所で取引:投資信託は一日の終値(基準価額)で取引されるので約定するまでに時間が掛かりますが、ETFは個別株と同様に証券取引所に上場しており、市場でリアルタイムに取引されるため、指値や成行で注文ができます。

投資信託のようにプロが運用を行い、個別株のようにリアルタイムに取引ができる。そんなところにETFの魅力があります。

なぜETF?

投資信託と個別株の特徴を併せ持つETF。
始めたばかりの頃になぜETFを選んだのか。
私があえてETFを選んだ理由は「お手頃さ」と「お弁当パック」でした。

配当金が欲しい!

始めた当初は「配当金」を受け取れることに魅力を感じていました。
投資信託は複利の効果を生かすため再投資して運用していくスタイルが主流ですので、どうも目的がしっくりきません。
個別株を買おうにも1単元100株なので、ひとつの企業を選ぶにもそれなりの資金が必要です。その上、たくさん買える手持ち資金もないので「ひとつのカゴに卵を盛るな」の格言の通り、少数の企業しか持てないとなると不安です。
ところがETFではその問題が解決できたのです。
ETFは1口から購入できるのです。
安いと数百円~数千円のものや、少し高くても数万円程度で、手の届きやすい金額でした。その上、運用会社がテーマごとにお弁当パックにしてくれているのです。これだと買いやすい金額な上にリスク分散も可能、そして分配金(個別株でいう所の配当金です)が出る物を選ぶこともできます。

1口から購入できる

今では楽天証券などネット証券だと購入手数料は掛かりませんが、当時は株の売買には手数料がかかっていました。その中でもETFでは「購入手数料ゼロ円」の銘柄がありましたので、そこから選ぶことにしました。
初心者の私は色々知識が足りず、安直に「高配当」と検索し、ヒットしたのが「1489 NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(略称・NF日経高配当50 ETF)」でした。そして「年4回配当!これだ!」と、これまた安易な考えでエイヤーっと1口購入したのでした。
(購入を推奨するものではありません。購入に関してはご自身で判断をお願いします。)

目的に合ったものから選べる

高配当や今話題の半導体など「テーマ」で探したり、金などのコモディティや債券など「資産の種類」で選んだりで株式外の資産も株式の様な取引が可能であるのがETFです。
なかなか安直な考えで始まった私の株式投資ですが、プロが運用してくれるというのは初心者が購入するのにも安心感があります。

ただしデメリットもある

当たり前ですがメリットばかりではなく、もちろんデメリットもあります。
管理費用が掛かる:投資信託と同じようにファンドマネージャーが運用するので管理費用が掛かります。分配金に影響しますので、管理費用を甘く見てはいけません。
値動き:どちらも市場の需給によって価格が変動します。投資信託と同じように定期的に購入する方法もありますが、利回りを考えると個別株のように高値掴みしないように…とタイミングを見て購入するほうが得策です。

終わりに

今では学長の高配当株マガジンを参考にしたり、株式選定には時間をかけて気になる企業の財務諸表など確認して個別株を購入したりもしていますが、「とりあえず始めてみたい!」と思った当時の私にしては、その時知り得る限りの知識での最善の選択でした。

投資信託から始めた方にとって個別株は手が出にくいと感じるところがあるかもしれません。まずは投資信託に似た特徴を持つETFを投資先のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?
また、気になるETFを見付けたら、そこに含まれている銘柄を調べて、個別株の選定の参考にするという手もあります。
私の購入体験を一例として、今後の皆様の株式投資の参考になれば幸いです。

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