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- 投稿日:2024/09/24
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要約
らくだの大学院時代の研究内容について、まとめました。
水神と災害の関連性についてまとめています。
地域の眠っている伝承や言い伝えをどう後世に伝えていくかがテーマになっております。
ぜひご覧ください。
背景
・近年、東日本大震災や西日本豪雨など深刻な災害が頻発
・そうした状況の中で、地域防災にかかわる共助の取り組みが各地で実施
・災害の記録や伝承を編纂し、後世に伝える仕組みづくりが重要
→何世代も前に起こった災害と関連する石碑、神社、水神などの地域遺産に着目
→防災上の役割を調査し、今後の防災に有効活用することを目指した研究や取り組みが注目。本研究では水神に着目。
・河川の中・下流域にまつられた水神に関する報告例は多いが、河川上流域の水神の報告例は少ない。
・河川上流域の中山間地=「災害の最前線」
・水神:由来不明、文字情報としてのメッセージが皆無
水神 社
→地域住民と協力し、水神建立の経緯や関連する歴史を調査
→防災に役立つメッセージを新たに構築することが必要
目的と対象地域の概要
目的
T村とその隣接地域にまつられる水神を対象に、水神と災害との関連性を調査し、水神に持たせる防災上のメッセージの内容について考察する。
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