- 投稿日:2024/09/27
- 更新日:2025/09/29

新幹線ビジネスブース活用ガイド
はじめに
新幹線のビジネスブースとは、周囲を気にせず一時的な打ち合わせや電話、Web会議などを行うことができる個室型のブースです。
2023年10月から順次導入されています。
ビジネスブースの特徴
N700S(最新の車両)の一部列車の7・8号車間デッキ部に導入されています。
※JR東海のホームページの「ビジネスブースを搭載している今日の列車はこちら!」からビジネスブースを利用できる列車の検索ができます。
室内にはテーブル、ハイチェア、コンセントが整備されており、接続時間に制限のない「S Wi-Fi for Biz」が利用できます。
東京〜博多間、10~60分間で10分単位での利用可能です。
1グループ2名まで。
7号車のS workシートを予約している乗客のみ利用できます。
料金は下記の通りです。
予約方法
乗車後、席に設置されているQRコードを使って予約します
※乗車前の予約はできません。※自分の順番が来てから一定時間内に席を利用開始されなかった場合、予約が自動でキャンセルされます。
※「迷惑メール設定」「受信拒否設定」「指定ドメイン受信設定」などの設定内容を確認し、「@vacancorp.com」からのメールが受信できるようにしてください。
利用のメリット・デメリット
メリット
●プライバシーの確保: 周囲を気にすることなく、短時間の打ち合わせやWEB会議などを行うことができます。
●集中力の向上: 個室空間であるため、周囲の騒音や視線を気にせずに仕事に集中できます。
●シームレスな業務環境: 乗車前後を通してより継続的に仕事ができる環境が提供されます。
●設備の充実: PC操作に便利な新型テーブルなど、ビジネス向けの設備が整っています。
●柔軟な予約: 「e5489」やEXサービスを通じて予約が可能で、利用しやすくなっています。
デメリット
●追加料金: 通常の指定席に比べて追加料金が必要となります。
●限定的な利用可能性: すべての新幹線や車両で利用できるわけではなく、特定の路線や車両に限定されています。
●予約の競争: ビジネス利用者に人気のため、混雑時期には予約が取りにくくなる可能性があります。
●移動の制限: 個室型のブースでは、車内の移動や景色を楽しむことが制限される可能性があります。
●設備の制約: 通常の座席に比べて、荷物の置き場所や動きやすさに制約がある可能性があります。
まとめ
新幹線のビジネスブースは、プライバシーと集中力を重視するビジネス利用者にとって魅力的なオプションですが、追加コストや利用の制約も考慮する必要があります。
利用目的や予算に応じて、適切に選択することが重要ですが時間を有効利用する為には、とてもコスパの良い有益なシステムだと思います。
機会があれば利用してみてはいかがでしょうか?