- 投稿日:2024/10/16
- 更新日:2025/10/01

はじめに
今の世の中、政治・経済・環境・宗教などの問題が入り乱れ、なかなかにカオスな状況が生れています。
不平や不満を抱き、不安を抱えてしまう時もあるでしょう。
しかしながら私たちは、客観的に見てたいへん恵まれた状況にいます。
その理由を知ることで、前向きな一歩を踏み出せるような動機づけが出来たらと思い、本文章をお届けします。
不自由との戦い 〜デジタル化前〜
今より少し昔、デジタル化以前の世界では、現代から見ると不自由な非効率性が多く存在していました。
教育・学習
詰め込み型の画一的な教育は、最新情報や多様な見解の取得を困難にしていました。
地理的要因から優れた教育を受ける機会が限定され、多くの才能が取りこぼされました。
情報アクセス
知識や情報の多くが図書館や専門機関に集中し、必要な情報へのアクセス手段が限られました。
主な情報源は新聞やテレビであり、世界中の出来事を正確かつ迅速に知ることは不可能でした。
国際間のコミュニケーション
国際電話は高コストで、安価な手段である国際郵便を利用したやり取りでは多くの時間を必要としました。
文書や資料の共有に多くの時間やコストがかかるため、迅速な情報交換や意思決定は不可能でした。
日常生活
買い物は営業時間と移動距離に制限され、十分な比較や検討は困難でした。
金融機関の取り扱いは利便性が低く、ATMで出来ることも限られていました。
仕事
多くの事務仕事は手作業で行われ、データ処理や計算には人手と時間を要しました。
オフィスへの出勤を前提とした画一的な勤務体系のもと、個人の適性や資質は無視されました。
このような不自由かつ非効率な社会では、新しい発想やチャレンジ精神は生まれにくく、育ちにくいです。
しかしながら歴史を見返してみると、近代社会はこの状態が当たり前でした。
恵まれた環境 〜デジタル化の進展〜
デジタル化により、人間社会の様式は変わりました。
教育・学習と情報アクセス
インターネットを通じて、即座に情報へアクセスできるようになりました。
オンライン授業やeラーニングにより、場所や時間の制約から開放されました。
YouTubeなどの動画プラットフォームにより、様々な教育コンテンツを無料で視聴できます。
コミュニケーション
SNSやメッセージアプリで、遠距離でも瞬時に連絡を取り合えます。
ビデオ通話で、離れた場所にいる家族や友人の顔を見ながら会話できます。
オンラインコミュニティに参加することで、共通の興味関心を持つ人々と簡単につながることが出来ます。
日常生活
オンラインショッピングで24時間いつでも買い物ができます。
デジタル決済と管理アプリによって、現金が不要になり家計管理も簡単になりました。
スマートホームデバイスにより、家電の操作や家事が効率化されました。
仕事
テレワークにより、通勤時間の削減と柔軟な働き方が可能になりました。
クラウドサービスを利用することで、どこからでもデータにアクセスできます。
AIやIOTの活用により、業務の効率化・自動化が進みました。
1つずつは小さな変化かもしれませんが、組み合わさることで社会的な変革と言えるほどに世の中は変わりました。
当たり前に享受している事ですが、ひと昔前には想像すら出来なかったほど便利になったのです。
変化を受け入れろ
デジタル化で社会が変化し、便利になったことを説明しました。
しかしその変化に対し、全ての人が同じスピードで順応しているでしょうか?
そのような事はありませんね。
変化を受け入れて順応できている人もいれば、それを全力で拒んでいる人もいます。
変化に対応できるということは、恵まれた環境を活用できるという事です。
さらに加えて、対応できない人に対して差をつけ、有利な立場に立てるという事です。
流れるプールで流れに沿って泳ぐ人は、流れに逆らって泳ぐ人や横切って泳ぐ人よりも、楽に・早く泳げるのです。
やってみよう
人口減少や負担増など暗い話題もありますが、今を生きる我々は、やはり恵まれていると思います。
状況・情報を把握し、できることを最大限やってみましょう。
正直、情報の海の中でリベ(両学長)にたどり着いた時点で勝ち組だと思います。
この環境を活かすも殺すも、あとは自分次第です。
これだけチャレンジしやすい環境が整った時代にいるのです。
チャレンジが報われやすい世の中。
何回失敗しても、一度成功すればOK。
あとは、「お金がお金を産んでくれる方法(複利の力)」を、すでに私たちは学長から学んでいます。
私もまだ成功した側ではないですが、コツコツがんばります。
みなさんも一緒にがんばりましょう。