- 投稿日:2024/10/17
- 更新日:2025/11/07
はじめに
子どもには早くからITリテラシーやスキルを身に着けてほしい。
リベシティに入ってから私自身がITについて学ぶ中、ずっとそう思っていました。
しかし相手は反抗期真っ最中のお年頃男子。親の話を聞きたがりません。
親である私自身もITリテラシーを学んでいる真っ只中で、とてもじゃないけど教えられるレベルではありません…。
どうしたものかと悩んでいたところに、学長ライブでリベの放課後オンラインスクール構想を聞きました。(以下、「こどもスクール」で統一します)
これはぜひ参加してみて欲しい!!
こどもスクールに参加するためには息子にリベに入会してもらう必要があります。
そして、参加に前向きになってもらう必要も…!
「リベでオンラインスクールするんだってー」
「ネットについて学べるんだってー」
「息子と同じ年の子もいるかもよー」
さりげなく息子へプレゼンしてみるも「しない」の一点張り。取りつく島がありません。
どうにか息子をリベに引っ張り込みたい母は、機会を伺うことにしました。
こどもスクール開始
時は流れて2024年10月10日。
こどもスクールが始まる日です。
当日の朝、さりげなく「面白い授業があるんだよ〜」と息子に伝えましたが「やらない!」と息子ブロックは継続中。
興味すら持ってもらえませんでした…。
根回し・することは4つだけ
2025年10月時点では土日にも授業があるこどもスクールですが、始まったばかりのころはスクールがあるのは月〜金の夕方でした。
どうにかして息子に体験だけでもさせたい私は自分のタイムスケジュールとにらめっこ。
その結果、週明けの月曜夕方なら授業開始に立ち会え、息子も家にいるタイミングであることに気づきました。
ここがチャンス!と根回しを開始することにしました。
といっても、やることは4つだけ。
①子ども会員の登録する
②こどものアカウントでこどもスクールのチャットに参加
③授業内容を確認しておく
④zoomの登録をしておく
ここまで整えて、当日を待ちました。
Step1・誘う
やってきた決戦日(月曜夕方)。
授業が始まる前にパソコンを開き、しぶる息子をパソコン前に呼んでこどもスクールのチャットを見せました。
ほとんどの子が「リベネーム@小3」「リベネーム@小4」と表記してくれていました。
「この子は同じ学年だね。この子も同じだね〜」
「同じ」を強調しながら、息子と同学年の子どもたちの書き込みを中心に見ていきました。
楽しそうなチャットのコメントを一緒に見るうちに、少し興味を示し始めた息子。
その表情をみて「よしよし」と次のステップへ。
Step2・こども会員さんのプロフィールをみる
少し興味を示した息子と一緒に、次はこども会員さんのプロフィールを見て回りました。
まずはこどもスクールのチャットにコメントしている会員さんから。
自分の学年。
好きな教科。
好きなキャラクター。
好きな食べ物。
「好き」を中心に、書いてくれているこども会員さんのプロフィールを見るうちに「あ。この子自分と一緒だ」
共通の「好き」を見つけて嬉しそうな息子。
リベに好印象を持ち始めました。
Step3・マイページを見せる
何人かのプロフィールを見て回ったところで、息子本人のプロフィール画面を開きました。
「ここが息子のページだよ。名前、これでいい?」
実は私が登録したときにちょっと一工夫しておいたんです。
大したことではないのですが、リベネームを息子の好きなキャラクター名&好きな物のアイコン(息子の場合はサッカーボール)にしておきました。
自分の「好き」があったことで親しみを感じたのか、「別の名前がいいかな」と考え始める息子。
息子の希望通りにリベネームを変更してみると、一気に変化が表れました!
「プロフィール、作ってみていい?」
自分からプロフィールを入力し始めたんです。
自分のページが出来たことで、愛着が湧いた様子です。
Step4・心配を取り除く
プロフィールを入力したところで、先程の子たちも授業に参加することを話していると息子が一言。
「顔出したり、話さないとだめ?」
あまり目立つことを好まないタイプの子なので、「オンライン」「zoom」と聞いて、顔出しや発言をしなくてはいけないと思っていたようです。
そこが心ブロックの原因だったのか!
なるほど!
原因が分かったので、心配の種を取り除くことにしました。
・顔は映さなくても大丈夫
・話したくないときはマイクオフにしていて問題ない
・授業は強制じゃないから、毎回出なくても良い
これらを説明すると、表情が和らぎました。
Step5・授業を覗いてみる
Zoomでの授業参加と平行して、Youtube Liveで授業を観覧できる取り組みが始まっていました。
「どんな様子か覗いてみようか」と息子へ提案すると「まぁ、いいけど」とまんざらでもない反応。
さっそくYoutube Liveで1つ目の授業を覗いてみると、楽しそうな子どもたちの声が聞こえてきました。わちゃわちゃわいわい。
楽しそうな様子に、興味を惹かれている表情をし始める息子。
いまだ!と母はたたみ掛けることにしました!
Step6・ご褒美で釣りあげる
こどもスクールは1日2コマあります。
もうすぐ2つ目の授業がはじまるタイミングで、息子へお試しでの参加を提案。授業のあとにはご褒美を約束しました。
大人も子どもも、ご褒美があれば頑張れるのと一緒です😁
思惑通りご褒美につられて「やってみる」と意欲がでてきました。
顔出しや発言をしなくても良いと分かったことも大きかったです。
Zoomのログイン、マイクや画面の設定までを一緒に確認して、母退室。
同じ部屋にいないほうが息子も自然体になれるかな、と思ったので😊
息子の変化
授業が始まってからの50分間、息子は一度も部屋から出てきませんでした。
50分後、部屋から出てきた息子は満面笑顔で
「たのしかった!😄」
すっかり心のブロックが外れていました。
授業内容(事前リサーチ済み)も、ちょうど彼の興味にビンゴだったので「どんな授業だった?」と聞くと嬉しそうに話してくれました。
ブロックが外れた息子は、翌日もその次の日も。
「今日は参加する?」と聞くと「さんかしよっかなー♪」と乗り気な返事が返ってくるようになりました。
リベッターで呟いてみたりタイピングに挑戦してみたりと、授業を楽しんでいる様子です。
実際にタイピングする様子を見せてくれました。
思った以上にタイピングが早くなっていて驚きました。
子どもの成長ってすごい!
さいごに
親の話を聞きたがらないお年頃の息子。
親の話は聞かなくても、教えてくれる講師の方やお友達の話は別物です。
こどもスクールやチャット、オンラインスペースで、家庭とも学校とも違う、第三の居場所を築きつつあります。
この先、親では到達できないレベルでITを使いこなしていく息子の姿が目に浮かび、楽しみです。
学びの場を用意してくださった学長、運営の方々、リベシティに関わるすべての方々に、心から感謝を申し上げます。
ありがとうございます!
私の体験談が、どなたかの参考になりましたら嬉しいです😊