- 投稿日:2024/10/21
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回は稲盛和夫著「稲盛和夫の実学」をつまみ食いします。
まさに超、超、要約。
おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
筆者:稲盛和夫
出典:Wikipedia
京セラ·第二電電(現KDDI)創業者。1932年鹿児島生まれ。59年に京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。著書に「生き方』「アメーバ経営』など。
新しい製品を開発すること、それを生産に移すこと、そして、それをマーケットで売ること、という3つのことについては何とかやっていけるだろうと考えていた。
稲盛和夫著「稲盛和夫の実学」
稲盛和夫の実学
経営とはいかにあるべきかという経営の本質をつねに考えるようになったのである。「会計」についても全く同じである。
稲盛和夫著「稲盛和夫の実学」
会計を知らない起業家は、いつか失敗する。
⇒ 会計がわからなければ経営はできない。
管理会計を怠るな。
(社内の業績を把握し、評価するもの、社内向けにまとめた会計。意思決定や業績評価を行うために必要。)
稲盛和夫自身は理系の技術者だからこそ、会計を重要視する。
性能とコストのバランスが必要と判断。
売上を伸ばす法則
筋肉質の経営をするために重要なことは、原材料費などの操業度に連動する変動費を下げるだけではなく、固定費を一定もしくはできるだけ下げて、利益率を高めるということである。
稲盛和夫著「稲盛和夫の実学」
⇒ 売り上げを最大に、経費を最小に。
まずは財布を太らせることから始めよう。
値決めは経営である。経営者が判断せよ。
⇒ 注文が逃げるギリギリの値段設定を。
売り上げを伸ばすために、経費は同じか、出来れば減少させる。
(なお、人件費もここに該当する。これは事実だ。是非の話ではない。)
手っ取り早い学習法
私は会社の幹部にしばしば「夜なきうどんの屋台を引く」という話をした。
経営者を育てるためには、極論ではあるが、うどんの屋台を引っ張らせて街角でうどんを売らせるという方法が効果的な実習となるだろうと考えたからである。
稲盛和夫著「稲盛和夫の実学」
⇒ 5万円の元手を出して、1か月後いくらにして持って帰るかを実績とする。
これを幹部教育に行うこと(うどんの屋台を引く実習)
売り方の初めや基本が見えてくるとのこと。
1か月も経てば、人によって差が出てくる。
(元ネタはバビロンの大富豪?)
売値の決め方に知恵を絞り、経費を最小とする考えに行き着く実習である。
利益を信じるな。信じるべきは手元のお金。
お金のことをつねに心配していては仕事ができない。
そのため、ぎりぎりの資金繰りは決してしないようにしなければならない。
稲盛和夫著「稲盛和夫の実学」
「土俵の真ん中で相撲を取れ。」(自己資金を十分に持て。)
⇒ 税金を払うために借金をしてはならない。
会計がわからないと大損する。(黒字倒産)
⇒ 固定費を下げて、利益率を高める。
脂肪ではなく、筋肉質であれ。
【知っておこう】
アメーバ経営:数人の小さな組織ごとで売り上げ、費用を徹底管理する。
差引売上(売上と費用の差額)を最大化する方法
まとめ
会計がわからなければ真の経営者にはなれない
稲盛和夫著「稲盛和夫の実学」
売上を最大にするにはまず経費を減らせ!
ストイックで人生に真剣であるからこそ、捉え方次第では悪にもなれる。
だが、人々が認めないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくことだろう。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!