- 投稿日:2025/07/16
- 更新日:2025/10/26
保険解約時に「マイナンバー提出を求められたら」どうする?
最近、保険の解約手続きをする際に「マイナンバーの提出が必要です」と言われた、という声をよく聞きます。
でも、これ…本当に出さないといけないのでしょうか?
結論から言います。
マイナンバーの提出は不要です。
(※デジタル庁にも確認済みです)
■ そもそもマイナンバーって何のために使われる?
マイナンバーは、税や社会保障の手続きで必要になる番号です。
保険会社がマイナンバーを必要とするのは、満期金や解約返戻金などを支払う際に「支払調書」を税務署に提出する場合です。
このとき、保険会社が税務署にマイナンバーを記載する必要があるのですが、
実は すでに顧客情報として登録されていることがほとんどです。
■ 解約時に「マイナンバーを提出してください」と言われたら?
言われた場合でも、「提出しなくてもよい」とされています。
あくまで、マイナンバーの提供は任意。
提供を拒否したことによって保険金がもらえない、などの不利益を受けることはありません。
私はこうして断りました(実体験)
私自身、これまでに数社の保険を解約しましたが、いずれもマイナンバーの提出を求められました。
会社によって対応はさまざまで、
「はい、わかりました」とあっさり引き下がる会社もあれば、
何度か「必要ですので…」と粘られる会社もありました。
でも最終的には、どの会社にも提出せずに解約できました。
■ 相手側の本音と建前
おそらく、保険会社側はすでに私たちのマイナンバーを把握しているはずです。
でも、「お客様から改めて提供された」という形をとっておきたいのが本音のようです。
■ 提出したくないときはどう伝える?
以下のように伝えるのがおすすめです。
「デジタル庁にも確認しましたが、マイナンバーの提出は任意とのことで、今回は提出を控えさせていただきます。」
それでもしつこく求められる場合は、「社内の決まりで…」など曖昧な対応で押されることがありますが、冷静に、毅然と対応して大丈夫です。
■ 最後に
マイナンバーは大切な個人情報。
「何となく出してしまった…」ということがないよう、自分で判断できる力をつけておきたいですね。