- 投稿日:2024/10/25
- 更新日:2025/10/01

はじめに
リベシティでは、株式投資の手段として「インデックス投資」と「高配当株投資」の2つの投資手法を推奨しています。
しかし、投資だけでなく「5つの力」を総合的に高めることも重視しています。
特に宿題リストでは、株式投資(増やす力)よりも先に「貯める力」から始めることを推奨されています。
こういった要素を考慮すると、特に投資初心者にとっては、高配当株投資の勉強を後回しにする戦略が効果的だと考えられます。
その理由を以下に説明いたします。
インデックス投資から始める理由
インデックス投資を高配当株投資と比較したとき、以下のような優位点があります。
・知識の習得が容易(比較的、です)
・銘柄選定の手間が少ない
・リスクが分散される
・ほったらかしOK
インデックス投資は市場全体の動きに連動するため、個別銘柄の分析や検討に時間を割く必要はありません。
これにより、投資以外の勉強にも時間を割くことができます。
高配当株投資は後回しに
高配当株投資は魅力的な投資手法ですが、以下の理由から初心者には時間効率が悪くなる可能性があります。
・個別銘柄の分析には時間がかかる
・市場動向の理解が必要
・リスク管理がより複雑
高配当株投資は慎重な判断だけでなく、企業の状況や成長性など多角的な分析が必要です。
これらの知識と経験を獲得するには時間がかかります。
どうしても配当金が欲しい場合でも、インデックス投資を取り崩すことで擬似的な配当金とすることが可能です。
「5つの力」への注力
高配当株投資を後回しにすることで、その分だけ空き時間が生まれるはずです。
その時間を「5つの力」への取り組みに充てることで、以下のメリットが得られます。
・「稼ぐ力」に早く取り組むことで、投資資金の上積みが狙える
・総合的な成長が期待できる
・タイパが良い
株式投資以外のスキルを磨くことで、収入源の多様化と人生の質の向上につながります。
バランスの取れた戦略
1. まずは「貯める力」を高める
2. 株式投資はインデックス投資から始める
3.「5つの力」の他の要素にも時間を割く
4. 経験と知識がついてから、高配当株投資を検討する
この戦略により、リスクを抑えつつ、総合的な成長を目指すことができます。
私の場合
私は投資経験ゼロの人間でした。
インデックス投資を2020年から、リベ大動画で勉強しながら開始しました。
高配当株投資を始めたのは2023年、リベシティの住民になって数年経ってからでした。
取り組んだ感想としては、どちらも有用だし、良い投資法だと思います。
しかしながら、高配当株投資を始めてから、明らかに多くの時間を奪われるようになりました。
理由は前述のとおりで、調べたいことや気になることが出てきてしまうのです。
ただでさえ満足に時間が取れないのに、高配当株投資のせいでリベ活まで出来なくなっては本末転倒です。
慣れていけば変わっていくのかもしれませんが、ここ2年ほど高配当株投資に時間を使ってしまったことは事実です。
「この2年で、もっと副業に時間をかけていたら?」と考えると、ちょっと後悔も出てきます。
そんな思いが浮かんだのが、この記事を書いたきっかけです。
ドルへの偏り
インデックス投資に集中すると、金融資産がドルに偏ってしまうかもしれません。
それに関しては、余裕ができたら高配当株投資を始めれば良いだけだと思います。
駆け出しの頃は金融資産の額も少ないでしょうし、生活防衛資金は円です。
将来築くであろう大きな金融資産に比べれば、多少の偏りがあったところで誤差の範囲内でしょう。
まとめ
投資初心者にとっては「シンプルなインデックス投資で使う時間は最小限に→徐々に知識と経験を積みながら→バランス良く他の要素にも注力する」ことが効果的だというお話でした。
高配当株投資に取り組むには知識と時間が必要なため、後回しにすることで効率的な成長が期待できます。
バランスの取れた成長戦略を実践することで、長期的な成功につながるでしょう。