- 投稿日:2024/10/26
- 更新日:2025/09/29

はじめに
はじめまして、コツメです🍀
ユーザー車検歴約10年になる私も、初めての受検の際には大きな不安を抱えながら受検したのを覚えています。
当時はネット記事の情報を参考にしたのですが、あまり具体的な情報はありませんでした。
そこで、これから受検を考えている初心者🔰の方に、より具体的なイメージを持っていただき、安心して受けられるような情報を届けられればと、この記事を書くことにしました。
ユーザー車検とは?
車のオーナー自身が陸運局に行って車検を受ける方法です。
通常は、整備工場やディーラーに依頼して行うことが多い車検ですが、ユーザー車検では自分で手続きを行うため、費用を抑えることができる点がメリットです。
ユーザー車検がおすすめな方とは?
以下の方は、ユーザー車検がおすすめです。
🔶 車検費用を少しでも抑えたい方
🔶 平日に時間のゆとりがある方
🔶 一度はユーザー車検を体験してみたいというチャレンジ精神のある方
⚠️事前準備や移動に時間がかかるため、時間単価が合わないこともあります。
その場合は、お付き合いのある整備工場などにお任せしましょう。
移動時間なども含めると2〜3時間程度はかかるかと思います。
検査の種類
知っておくべきは2種類(新規検査、継続検査)です。
この記事を見られている方の多くは、現在使用している車の車検を通すことを目的としているので、継続検査が該当となります。
なお、継続検査は車検の有効期限が切れる1ヶ月前から受けることができます。
※離島に住んでいる方が使っている車は、通常より早く、車検を2ヶ月前から受けることができます。
🔶新規検査
新たに自動車を使用するときに受ける検査、または、いったん使用を中断する手続きをした自動車を再び使用するときに受ける検査です。
🔶継続検査
車検の有効期限が満了した後も、引き続きその自動車を使用するときに受ける検査です。
軽自動車とそれ以外では受検する車検場が違う?!
そうなんです。
軽自動車とそれ以外では車検場の場所も予約フォームも異なります。
軽自動車の場合は、軽自動車検査協会での受検となります。
⚠️それ以外の車やバイクの場合は、運輸支局での受検となるのでご注意ください。
今回は、運輸支局でのユーザー車検を受検する手順についてご紹介していきます。
ユーザー車検の流れ
それでは、事前準備から当日の受付をして車検完了までの流れについて、できるだけ具体的に解説していきます。
1.事前準備(必要な書類)
✅️ 申請書(OCR申請書第3号様式)
当日、受付窓口でもらっても構いません。
事前準備しておくと、当日の申請がスムーズになります。
申請書の作成
✅️ 自動車検査証(車検証)
✅️ 自動車検査票
当日、受付窓口のプリンターで出力します。
✅️ 点検整備記録簿
車検後に受けられる方は無くても大丈夫です。
その場合は、自動車検査票へ記入する必要があります。
記入箇所がわからなければ、現地でスタッフに教えてもらいましょう。
✅️ 自動車損害賠償責任保険(共済)証明書(自賠責保険証)
現在加入している自賠責保険証です。
✅️ 手数料納付書
当日、受付窓口でもらえます。
※キャッシュレス決済の場合は、その旨を記載する必要があります。
✅️ 自動車重量税納付書
当日、受付窓口でもらえます。
※キャッシュレス決済の場合は、不要となります。
✅️ 納税証明書
自動車は原則不要ですが、バイクの方は必須となります。
2.予約をする
自動車検査インターネット予約システムから予約します。
1.アカウント登録(ログイン)
まずは、アカウントを登録してログインします。
※アカウント登録に必要な情報は、メールアドレスや受験者名、電話番号のみ。
そして、パスワード🔑を設定します。
※今後も使用するので、忘れないようにパスワード管理アプリに登録しましょう👍
2.予約
① 予約画面から検査種別と検査車種を選択
② 検査場を選択
※一度予約していれば、履歴から選択可能となります。
③ 予約受検日時を選択
④ 予約情報(車台番号など)を入力
※車検証からカメラ📷で読み取って自動入力することができます。
⑤ 予約完了
※登録したメールアドレス宛に、予約完了メール📩が届きます。
3.当日
ここからは岡山運輸支局での受検の流れを参考に解説していきます。
岡山で受検される方は、岡山運輸支局が公式で継続検査申請手続きについての案内動画を出しているので、そちらをご覧いただけるとわかりやすいかと思います。
それでは事前準備した申請書類と現金を持参し、窓口で受付をしていきます。(予約した受付時間を厳守)
1.受付
① 必要書類を取得
受付窓口付近に、申請に必要な書類があるので、それぞれ1枚ずつお取りください。
✅️ 自動車重量税納付書(緑色)
✅️ OCR申請書(第3号様式)
※事前にOCR申請書を作成し持参している場合は、そちらをお使いください。
② 自動車検査票を出力
自動受付機に設置しているバーコードリーダーで車検証の2つのQRコードリーダーを読み取り、プリンターから自動車検査票を出力します。
③ 申請書の必要事項を記載
記載台で記載例を参考に、以下の申請書の必要事項を記載します📝
✅️ 自動車重量税納付書
✅️ OCR申請書(第3号様式)
✅️ 自動車検査票
※事前作成している場合は、OCR申請書(第3号様式)への記載は必要ありません。
2.手数料等の支払い及び保険に加入
それぞれの窓口へ移動して、事前準備した書類をすべて提出し、以下の手数料等の支払い及び保険への加入をします。
✅️ 検査登録料
✅️ 自動車重量税
✅️ 自動車損害補償責任保険(自賠責保険)
素人感を出していれば、窓口のお姉さんが丁寧に説明し処理してくれるのでご安心ください😆
3.検査
それでは持参した書類と先程手に入れた書類や保険証などをすべて準備して、いよいよ検査コースへ向かいます🚗💨
検査を受ける前には、以下の注意事項を確認してください⚠️
受検が初めてという方は、検査ライン見学コースから事前に検査の手順を確認することをおすすめします🤔
※検査コースに入場した際に、担当検査官へ「不慣れであること」を伝えると、丁寧にサポートしていただけるのでご心配なく😊
(ちなみに私は不安なのでいつもお伝えしています💦)
検査コースでは該当のコースに入り、順番が来るのを待ちます🚗🚕🚙
あとは担当検査官のサポートを受けながら、検査項目をこなしていくだけです。
検査項目は以下の項目です。
✅️ 同一性の確認
✅️ 外回り(外観ボディ)の検査
✅️ サイドスリップ検査
✅️ ブレーキ検査
✅️ スピードメーター検査
✅️ ヘッドライト検査
✅️ 排気ガス検査
✅️ 下回り検査
結構あるように感じますが、だいたい15分程度で終わったかと思います。
すべての検査を終了し、適合であれば合格神が押印され見事検査クリアとなります💮
4.車検証及び車検ステッカーを受領
窓口のある庁舎へ戻り、継続検査窓口へ申請書類を提出します。
提出する申請書類は、以下のものとなります。
✅️ OCR申請書(第3号様式)
✅️ 車検証(旧)
✅️ 自動車検査票
✅️ 点検整備記録簿(※後日受ける方は不要)
✅️ 自賠責保険証(新・旧)
✅️ 自動車重量税納付書
✅️ 納税証明書(※バイクのみ)
これらの申請書類を窓口にあるクリアファイルに全て入れて、クリアファイル内の番号札を取り、ポストへ提出します。
手続きが完了したら、呼び出しがあります。
最後に提出した書類、新車検証及び新車検ステッカーを受領して完了となります👍✨
ユーザー車検にかかった費用💰
最後に、今年10月に私がマイカーをユーザー車検に通した際にかかった費用をご紹介します。
今回受検した私の車は、新車購入から11年目のトヨタ、カローラフィールダー(ハイブリッド)です。
今回の受検でかかった費用は、以下となります。
✅️ 検査登録料:2,200円
✅️ 自動車重量税:15,000円
✅️ 自賠責保険料(2年間):17,650円
✅️ ライト光軸調整料:2,100円
合計36,950円となりました。
1回目の検査ではライトの光軸がズレていたため、検査場近くのテストセンターで調整をしてもらうこととなりました😵
ライトの光軸は、ズレやすいため毎回のように調整が必要となります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ユーザー車検は、一度経験してみると意外と難しくはありません。
自分で行うことで、自分の労力と最低限の費用で車検を通すことができます。
興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか👍️✨️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️