- 投稿日:2024/10/31

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要約
2024年11月1日に施行させるフリーランス新法についてまとめましたので、ぜひ一読ください!
1 フリーランス新法とは
正式名称は、「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」で、フリーランスへ仕事を発注する事業者に対して、様々な業務委託の遵守事項を定め、安定した労働環境整備を目的とした法律です。
2 制定の背景
日本では、企業による雇用を前提とした法律、政策は数多くありますが、かたやフリーランスは労働基準法が適用されず、弱い立場にありました。
2020年に行われた内閣官房「フリーランス実態調査結果」では、業務委託を受けたフリーランスの37.7%が取引先とのトラブル経験があり、さらに、そのうち約6割は、発注時の報酬や業務内容などが十分に明示されなかったとのことです。
トラブルにより、口頭契約で適切な報酬を受け取れなかったり、無理な業務内容を発注されたりと泣き寝入りをしているフリーランスの方も少なからずいることから、そんなトラブルをなくすため、施行に至りました。
3 フリーランス新法の内容(発注事業者の義務)

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