- 投稿日:2024/11/03
- 更新日:2025/10/02
物干し竿やジャンパーを使って以下の方法で簡単に、担架を作る事ができます。
※緊急時に応急対応として役立つ方法ですが、安定性には注意し、無理のない範囲で使用してください。
【必要なもの】 物干し竿 2本(十分な強度があり、負傷者の体重を支えられるもの)長袖のジャンパーまたはコート 2着(布が丈夫でしっかりしたもの)
作り方
①物干し竿に袖を通す
1着目のジャンパーの片方の袖口から物干し竿を入れ、もう片方の袖口に通します。同じように2着目のジャンパーももう1本の物干し竿に通します。
②ジャンパーを並べる
2着のジャンパーを並べ、物干し竿を平行にセットします。ジャンパーの間隔は、負傷者が横たわれる程度の幅に調整してください。
③物干し竿の位置を調整
2本の物干し竿をジャンパーの袖で支えるように配置し、負傷者が座れる面積を確保します。必要であれば、ジャンパーの胴体部分や裾部分を物干し竿に巻きつけて固定すると安定感が増します。
【重要】安定性の確認
ジャンパーがずれないか、物干し竿がしっかりと固定されているか確認してください。
破れがある場合は、タオルや追加の布で補強します。
④運搬
負傷者を担架の上に慎重に寝かせます。
2人以上で両端の物干し竿をしっかりと持ち、ゆっくりと持ち上げて運びます。
注意事項
応急的な対応なので、負傷者の体重や状態に応じて無理せず使用してください。
強度が足りない場合や安定しない場合は、すぐに別の方法や救助の手配を行ってください。
応急担架としては、スムーズに負傷者を移動させる手助けになりますが、
できる限り迅速に専門の救助や医療の支援を受けてくださいね。