- 投稿日:2024/11/05
- 更新日:2025/10/01
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初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!😆
今回は藤吉豊、小川真理子 著「「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。」2022年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
筆者:藤吉豊 株式会社文道、代表取締役。
筆者:小川真理子 株式会社文道、取締役。
お二人とも、編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。
はじめに
書く力は、ライターだけでなく、誰にでも必要なポータブルスキルである!
ポータブルスキル:業種や職種が変わっても通用する持ち出し可能なスキル
本書において、100冊全てがイエスと答えたポイントは「勉強は人生の役に立つ」と書かれています。
まぁ、勉強法の本で、その前提を崩せないというのが本質かもしれませんが。🤔
ただ、勉強できる力は立派な能力です。
本書では、勉強法やインプット法を大事な順に40個紹介しています。
興味があれば読んでみましょう。🧐
勉強法の本を100冊読んでその要素を1冊にまとめたもの(共通のノウハウ)がこの本です。
まさに、「勉強のコツ」といってよいものでしょう。
汎用性、再現性が高いのが特徴です。😎
本書の対象
・入学試験、学校の成績をあげたい学生。
・資格取得を考えている。
・その他、知識を身につけたい方。
「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。要約
⓪8つの極意はこれだ!😎
①繰り返し復習する
②「目的」と「ゴール」を明確にする
③上手な「休憩」で学びの「質」が上がる
④「ごほうび」でドーパミンを活性化する
⑤ゴールから「逆算」して計画を立てる
⑥スキマ時間を活用する
⑦「集中しやすい空間」をつくる
⑧一夜漬けはしない。よく眠る。
⇒ 多くの著者が「大切」としたノウハウ集😎
使わない手はない!
①繰り返し復習する
⇒ 復習の回数が多いと記憶が定着する。
脳の性質上、短期と長期の記憶領域がある。
何故忘れるのか?🤔
⇒ 脳の「海馬」が重要じゃないと思っているから🧐
何度も復習することで「海馬」に重要だと気付かせる。
⇒ 1回目の復習は「翌日まで」に!😱
参考:エビングハウスの忘却曲線画像:https://yoshin-zemi.com/blog/tk-2/
⇒ すぐに覚えなおす。復習の回数を重ねるほど、覚えなおす時間は減る。
逆に、覚えてから時間が経つほど、もう一度覚えるのに時間がかかる。
②「目的」と「ゴール」を明確にする
⇒ 勉強する意欲を維持+「何をすべきか」を具体的にする。
目的:「自分はどうなりたいのか?」
理由:「何のためにそうなりたいのか?」
人間は目標が無いと動けない。
例「もっと勉強時間を取る」はダメ!
「平日の夜は21時から22時は勉強する」とより明確にしなければならない。
スケジュール、量、「どんな行動をすべきか」を実現しやすくなる。🧐
「なりたい自分の姿」を思い込もう。「具現化する可能性」が高くなる。
「何のために」が明確なら、「それをする」理由がついてくる。
③上手な「休憩」で学びの「質」が上がる
⇒ 適切な休憩にはメリットが4つある。
1.記憶の定着が良くなる。
2.集中力が保たれる。
3.飽きるのを防げる。
4.肉体的な疲労の緩和(目の疲れ、肩こり)
脳の特性上、「最初と最後」の回数を増やすと学習効率が高まる。
(初頭効果と親近効果)
⇒ 具体的な方法は3つ🧐
1.「集中力が続く時間で区切る」
3時間ずっとではなく、50分+10分間休憩を3セット行う。
2.「ポモドーロ・テクニック」で集中のサイクルをつくる。
「25分間の勉強時間+5分間の休憩」を繰り返す時間管理術。
イタリア人:フランチェスコ・シリロが考案。
やり方
Ⅰ タイマーを用意して「25分間」にセットする。
Ⅱ 勉強に没入する。(中断した場合はやり直し)
Ⅲ タイマーが鳴ったら5分間休憩する。
Ⅳ Ⅰ~Ⅲを繰り返す。
Ⅴ 「25分間+5分間」を4回繰り返したら、15分~30分休憩する。
これは「自分が集中できるだろう」時間でも構わない。
仮に「15分+5分」、「45分+15分」でも問題ない。
3.「勉強しない日」をつくる
勉強スケジュールの中に、あらかじめ組み込むのも手。
全く休まないのは効率がガタ落ちするので全体で見ればマイナスと考えよう。月、火はしっかり、水の午後は休む等。
⇒ 人間の能力は有限である。🤔
100%は一瞬だから、出せる。
④「ごほうび」でドーパミンを活性化する
⇒ ドーパミンと小さな成功体験を重ねよう!😆
ごほうびには2種類ある。
1.目に見えるごほうび
飲食、品物、報奨金、賞状など。
2.目に見えないごほうび
達成感、感情的な喜び、「ほめられる」
⇒ ごほうびのタイミングは結果が出た後。
ドーパミンが心地よさの秘訣
(意欲、快楽、他交換に関係する神経伝達物質)
ごほうびを設定するのは期待感からドーパミンが増えて、勉強の意欲が高くなる。
「ほめ」も勉強の原動力になる黄金の法則。
努力する⇒結果が出る⇒思いっきり褒める。⇒モチベアップ😆
ほめるコツは「即時」「努力やプロセスを褒める」「褒める理由を明確に」
例:「今日は昨日よりも4ページ多く進んだね。よく頑張ったね!」
⇒ 頑張れば達成できるレベルがモチベーション維持のコツ!
⑤ゴールから「逆算」して計画を立てる
⇒ 逆算して「いつ何をするか」を明確に。ただし、無理はしない。
目標達成には行動計画がとても重要。
例
Ⅰ:ゴールの明確化
合格に必要な点数を知る。目標とする点数の設定
Ⅱ:現状を把握する
過去問、模擬で自分の実力を知る。
Ⅲ:ゴールと現状の差を把握する
現状の点数差の要因を明らかにする。
Ⅳ:差を埋める「方法」を考える
テキストを読む、過去問を繰り返し解くといったどのような作業が必要かを洗い出す。
Ⅴ:「行動計画」の作成
決めた作業を目標日までに割り振る。休息日も決めること。
⇒ 最終目標だけでなく、中間目標もいくつか決める。🤔
達成度を把握しやすく、短く区切った方が着実に前進できる。
例:単純に3か月に1冊終わらせる場合
1日に取れる「時間」と最終日までの「日数」で「1日分の必要量」がわかる。
⇒ 中間目標をゴールまでの足掛かりにせよ。そして無理な計画を立てない。
毎日、効率100%で進むなんて考えないこと。
計画を立てても、中間目標で軌道修正しよう。
⑥スキマ時間を活用する
⇒ 長い時間ではなく、「多くの時間」をつくろう。
まとまった時間が取れないなら、細かく大量にとれば良い。
"1時間"も"5分を12回"同じこと!😆
コツ:「やること」と「やらないこと」を決めておく
「できること」をリストアップする。
・オーディオブック
・英語のリスニング
・単語帳の暗記
・スマホの「過去問アプリ」
・情報収集
・勉強スケジュールの見直し
・オンライン動画の視聴
「できること」から必要なものを用意してすぐ取り出せるようにする。
参考書、問題集、資料、本、電子書籍、スマホ、単語帳など
そして、「やらないこと」を明確に決める。
⇒ 時間管理とは、「無駄な時間」と「やらないこと」を無くすことである。
⑦「集中しやすい空間」をつくる
⇒ 気が散る状況では満足にできない。
1.誘惑するモノは目に入れない。
2.雑音、騒音を遠ざける
3.今の勉強に必要な資料だけにする。
4.机といすの高さを自分に合わせる。
(理想はひじ、腰、膝の角度が90度になる高さ)
5.室内を適温に(18℃~28℃)
6.好きな香り
7.定期的に机や部屋を片付ける。
(物の整理は思考の整理)
⇒ 音楽を聴くなら「歌詞なし」で。
たまに環境を変えるとさらに集中しやすくなる。
自宅、カフェ、図書館など自分が集中できる場所を複数持とう。
⇒ 自分が集中できる場所を見極めよう。🧐
「集中しやすい空間」は人によって違う。
⑧一夜漬けはしない。よく眠ること。
⇒ 記憶の定着に悪影響!😡
穴を埋めるための穴を掘るようなもの!
参考:【あなたの人生を変える睡眠の法則 菅原洋平 計:6記事】
寝ることで、記憶が整理されて脳が力を発揮しやすくなる。🧐
睡眠時間は7~8時間
仮眠も30分以内まで。
昼寝は布団に入らず、タイマーを活用する。
耳船やアイマスクを利用してみる。
まとめ
⇒ 勉強の王道方法を知っておこう!
そして、自分なりの勉強法で成功体験を積み重ねよう!
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆