- 投稿日:2024/11/06
- 更新日:2024/11/06

医療の現場では、臨床的な疑問が常に浮かんできます。日々論文を探して読むのですが、忙しい日々に疑問が置き去りとなってしまうことも。そんな問題を解決するために、今こそAI技術を活用した文献検索の手法を取り入れる時代です。
最新のAIツールは、膨大な学術論文の中から必要な情報を瞬時に引き出し、私たちの疑問に答えてくれる心強いパートナーとなります。この記事では、臨床疑問に対してどのようにAIを活用して文献検索を行い、信頼性のある情報を得るかについて、具体的な手順を解説します。
例えば、以下のような臨床的な疑問が浮かんだと想定します。
例: 「急性骨髄性白血病(AML)で治療中の患者がG-CSF製剤を使用した際に脂肪織炎が発生した。これに関する過去の報告はあるのだろうか?」
このような疑問に対処するために、どのように文献を検索すればよいのかを説明します。
1. PubMedで検索する
まず、文献検索の基本となるのがPubMedです。この際に利用するのが、ChatGPTのGPTsである「PubMed検索式GPT」です。

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