- 投稿日:2024/12/14
- 更新日:2024/12/15

「対物超過特約は本当に必要なのでしょうか?現役損保マンの私から言わせると保険会社にとってはありがたい保険ですが、契約者にとっては『要らない特約』の代表格なんです。その理由とは?保険料のムダ遣いを防ぐために、なぜこの特約を外しても問題ないのか、プロがわかりやすく解説します。あなたの保険、不要な特約で損していませんか?」
※保険会社によっては自動付帯となっており外せないこともあります。
対物超過特約とは
対物超過特約は、自動車保険の特約の一つで、事故で相手の車に損害を与えた際、修理費用が車の時価額(価値)を超える場合(全損)に、その差額を補償するものです。通常の対物賠償保険では時価額までしか補償されませんが、この特約により、超過分に過失割合を乗じた額を最大50万円まで保険金として支払います。
ひとつ分かりやすい例をあげると、あなたが信号待ちで停まっていた車に追突したとします。
この場合あなたが100%悪い事故になります。そして相手の車の修理費用が50万円かかるとします。しかし現在の車の価値が30万円だった場合、対物保険で支払われるのは30万円が限度になってしまいますが、この特約を使えば50万円全額保険から支払うことができます。

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