- 投稿日:2024/11/15

この記事は約4分で読めます
要約
進化するAIとどう向き合うか。その中で薬剤師がどう向かい合うべきか。そんな話です。
ほんおーと申します。
今回は今後求められる薬剤師像について、自分なりの経験や知見をもとに話したいと思います。
とある昼下がりのある日・・・
若手医師からこのような質問を受けました。
「人工透析を受けている患者さんの血液検査でカリウムの値が低かったためカリウムを補う内服薬を投与したいと考えている。しかし透析患者の場合、高カリウム血症を起こしやすくなるため内服は極力避けるべきとするのが一般的だが、低すぎると心停止のリスクもある。どうしたらよいか?」
なおカリウムとはナトリウムやカルシウム同様体内に存在する電解質の1種で、全身の細胞がこのカリウム含め電解質の働きによって動いています。
基本的にカリウムは腎臓から体外へ出ていきますが、腎臓が機能しない患者さんの場合カリウムが体外へ出ていかずに蓄積し最悪心停止を起こします。なお低過ぎても心停止します。いい塩梅に保たないといけないワケです。
さらに今回は人工透析といって腎臓のかわりにカリウムや毒素を除去する治療を受けている患者さんですので、その塩梅を探るのに難渋したのです。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください