- 投稿日:2024/11/27

はじめに
高校生の進路先の一つとして、「大学」があります。
今では、全国の高校生のうち、2人に1人以上は大学に進学しています。
その大学は2024年現在、全国に796校もあります。
高校生や保護者は、どうやって進学する大学を比較・検討しているのでしょうか?
比較・検討する上で、1つの重要な指標となるのが「就職率」です。
大学の就職課やキャリア支援センターなどでは、就職率を上げるために、職員の方が頑張っています。
しかし、就職率はそれぞれの大学によって操作されていることを知っていますか?
今回は、大学が公表する「実就職率」と「就職希望者に対する就職率」の違いについて解説します。
就職率には「就職希望者における就職率」と「実就職率」の2種類ある
まず、大学が公表している就職率には大きく分けて2種類あります。
それは
①就職希望者における就職率
②実就職率
です。
就職希望者における就職率とは「就職決定者数÷就職活動を行った卒業生」です。
就職活動を行った卒業生については、大学によって基準が曖昧で、
・卒業後に他の進路(専門学校や他大学)を希望する学生
・卒業後に起業やフリーランスとして働くことを希望する学生
・何らかの理由で就職活動をしなかった学生
などを除いた数です。
つまり、就職活動を行った卒業生の数は、大学によっていくらでも操作可能です。

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