- 投稿日:2024/11/21
- 更新日:2024/11/22

歯科受診と介護費用の関係
東北大学大学院の研究によると、予防目的で歯科を受診している高齢者は、未受診者に比べて8年間の累積介護費用が約11万円少ないことが明らかになりました。
この調査は全国に8429人を対象に行われたもので、歯科受診の目的による介護費用の差異を分析したものになっています。結果として次のような事実が判明しました。
・治療目的のみの受診:累積介護費用が約8万円少ない
・予防および治療目的での受診:累積介護費用が約10万円少ない
・予防目的のみの受診:累積介護費用が約11万円少ない
これらの結果から、歯科の予防ケアが介護費用の削減に寄与する可能性が示されています。
口腔ケアの重要性
歯や口腔の健康は、単に食事を楽しむためだけでなく、全身の健康維持にも大きく繋がります。
例えば噛む力や飲み込む力が低下すると、以下のような悪影響が生じる可能性があります。
・栄養状態悪化による免疫力の低下
・代謝低下による生活習慣病のリスク増加

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