- 投稿日:2024/12/03
- 更新日:2025/09/29

こんにちは。
NISAお悩み研究所です。
今回お届けするテーマはこちら。
「家にネズミが出たんだけど、どうすればいい?」です。
・自分で対策するのか
・専門業者に頼むのか
・他に方法はあるのか
考えられる可能性をすべて紹介させていただきます。
なぜこのテーマなのか、それは「詐欺・ぼったくり業者」に合わないための情報共有だと思っていただければと思います。
いつか「ネズミ駆除」で困ったときに思い出してもらえれば幸いです。
それでは本題に入っていきます。
01|結論、まずは自分で対処する
結論としては「まず自分で対処」する。これに尽きます。
その最大の理由は「専門業者に頼んでも、ネズミ問題が100%解決する保証はない」からです。
え?専門業者に頼めば必ず駆除してくれるのでは?
と思うかもしれませんが事実です。
実際に専門業者3社に現地調査と相見積もりを依頼したところ、そのように言われました。
つまり、絶対100%「ネズミ駆除が成功」しないのなら、まずは自分で対処してみよう!となる訳です。
※参考までに費用を紹介・・・
・自分で対処→掛かる費用は、約1~3万円くらい
・業者に依頼→掛かる費用は、約20万円~50万円くらい
あくまでも一例ではあるが、これだけ金額の差があるため、まずは小さく自分で出来ることから対処したほうが経済的に楽です。
02|ネズミが発生した物件情報
今回ご紹介するネズミが発生した物件情報を記載しておきます。
・東京都江戸川区
・築35年の戸建て(2階建て)
・50平米くらいの敷地
・縁の下あり(昔の建物のため)
こんな感じです。(※ちなみに私の実家です)
03|現在の状況と時系列
ひと通りの状況を知ってもらうため簡単に「現在の状況と時系列」を紹介させていただきます。
①現在の状況
実はまだ、ねずみ駆除は完璧に終わってません。
現在もネズミ用のトラップ(粘着シート)を設置しており、捕獲に専念している最中になります。
②ネズミ発生からの時系列
・2024年9月25日頃
→ネズミの発生を確認
→悩みながら下調べを始める
・2024年10月1日頃
→区役所に相談し、日本ペストコントロール協会を紹介される
→協会から紹介された3業者に現地調査と見積もりを依頼
・2024年10月4日頃
→3業者の見積もりが揃う
→①20万円②50万円③50万円という結果
・2024年10月6日頃
→業者は高額なため、まずは自分で対処を始める
→粘着シート等のトラップを設置
・2024年11月10日頃
→縁の下で10匹ほどネズミが粘着シートに捕獲されてた
→回収して新しい粘着シートを設置
こんな感じで現在に至る。
04|ネズミ駆除業者が行う駆除方法を紹介
ここでは実際にネズミ駆除業者に頼むと、どのような方法で駆除するのか紹介します。
今回は3業者に現地調査を依頼しましたが、結果的にどの業者も駆除方法については同じでした。
①ネズミの侵入経路を探して塞ぐ
→ネズミの出入りをシャットアウト
②家の中のいたるところに粘着シートを設置する
→家の中にいるネズミを捕獲する
③1ヶ月ごとに設置した粘着シートを観察する
→設置した直後は警戒してるため、時間を置く
④1~3ヶ月は様子を見る
→捕獲されていれば回収する
⑤上記をひたすらこれを繰り返す
これがプロが行うネズミ駆除の方法だ。
簡単に説明すると「ネズミの出入口を塞いで、家の中にネズミを閉じ込める、そしてジワジワと捕獲していく感じだ」。
どうやらこの方法がネズミ駆除業界では定番のようです。
つまり、この①~⑤の手順を自分でやれれば安価で済むという話になります。
05|実際に私が行った、ネズミ駆除の対処手順
それではお待たせいたしました。
ここでは実際に私が行った「ネズミ駆除」の対処方法を手順ごとに解説しますので、もしネズミが発生したときの参考にしてもらえればと思います。
①役所に電話する
まずはお住まいの役所(区役所・市役所)などに相談します。
そうすると役所と連携しているネズミ駆除に関する協会などを教えてくれるので、そこにアプローチしましょう。
今回は「東京ペストコントロール協会」を紹介されました。
※公式サイトはこちら
https://www.pestcontrol-tokyo.jp/consult.html
自分でネットを使い専門業者を調べてもいいのですが、どこがいいのか?どこがちゃんとしてるのか?→全くわかりません。
役所からの紹介であれば、ぼったくり業者に当たる確率は減らせると思います。
②友人、知人、職場などに聞きまくる
①の役所に電話する、と同じタイミングで「友人、知人、職場などに聞きまくる」も実行しましょう。
これはシンプルに同じような経験をした人の話を聞くためです。
・うちは業者に頼んだ
・うちは自分たちで対処した
・こんな方法を試した
・こんな方法は効果がなかった
・ネズミ駆除業者を知ってるよ
などなど、経験者の話はとても参考になるので聞ける人が居れば聞きまくりましょう!!
③専門業者に現地調査と見積もりを依頼する
次に行うのは専門業者による「現地調査と見積もり」になります。
このフェーズはとても重要。
なぜなら、現地調査をしてもらうことで、専門業者目線でネズミ駆除の対策を無料で教えてもらうことができるからです。(※一応、電話にて現地調査は無料ですか?と確認はしたほうがいい)
自分で対策する場合はどのようにすればいいですか?と尋ねると教えてくれます。
そこで実際にわたしがプロに教えてもらったポイントを紹介します。
①ネズミの侵入経路を塞ぐこと
②ネズミの通り道っぽいところに粘着シートを設置する
③粘着シートが一番効果的な捕獲方法
④毒エサは絶対に使わない方がいい
⑤殺虫スプレーや煙系の燻煙剤などはあまり効果がない
⑥1~3ヶ月、長ければ1年くらいの長期戦になる
⑦ネズミ駆除業者に頼んでも必ず解決できる保証はない
こんなところです。
現地調査で来てくれたときに対処方法を聞いて、自分で対処するっていう感じです。
④ホームセンターへGO
さっそくだが、近くのホームセンター(コーナン)に買い物へ。
わたしが購入したものは以下の通り。
①粘着シート5箱(約1,000円/箱)
②亀甲網5m(約500円/m)
どれくらい購入していいか分からないので、とりあえず5箱購入。
この亀甲網は何に使うかというと、ネズミの侵入経路である縁の下の通気口を塞ぐためです。
次で解説します。
⑤まずは自分でトラップを設置してみる
専門業者からアドバイスをもらっていた、ネズミの侵入経路らしい縁の下に粘着シートを5箱分設置。
縁の下全域に粘着シートを設置することは無理があるので、ネズミが通りそうなところに設置しました。
こんな感じで5箱分(50枚設置)。
こんな感じのバケツトラップも作ってみたが効果なしでした。
⑥ネズミの侵入経路を塞ぐ
次にネズミの侵入経路である縁の下の通気口を塞ぎました。
以下画像のような通気口が全部で7か所。
購入した亀甲網をニッパーで切り、ぐしゃぐしゃに詰め込むことで「侵入経路を塞ぎつつ、換気は出来る」という感じです。
最初は鉄板などで塞ごうと思いましたが、鉄板の加工や固定などが大変だと思い、アレンジの効く亀甲網で塞ぐことにしました。
⑥じっくり1ヶ月くらいは我慢する
この状態で約1ヶ月ほどは我慢します。
なぜなら、ネズミも粘着シートを設置した直後は警戒して近寄らないからです。
地道に待ちます。
そして約1ヶ月経ったころ・・・縁の下を開けてみると「なんとネズミが10匹ほど」捕獲されていました!!
正直に言って、自分でもビックリしました。
あ、なんかイケそうな気がする、業者に頼まなくても・・・。と思いました。
捕獲されてる粘着シートを回収して燃えるゴミへ・・・そして同じ場所に新しい粘着シートを設置しました。
まだ何匹か残ってるかもしれないので、しばらく放置しています。
現在は12月になり、寒さも増してきました。ネズミ生態について調べたところ、冬は寒いので活動は収まり静かになるそうで、最近は静かになってきました。
ひとまずは落ち着いたと思ってますが、春先に暖かくなってきた頃がまた気になるところです。
1ヶ月ごとに縁の下の確認を継続しようと思います。
06|まとめ
結果的に、自分自身でネズミ駆除の対策を行い、捕獲することに成功しました。
専門業者に頼むと掛かる費用は「20~50万円」ですが、今回は自分で行ったので材料費「約2万円」で済んだので良かった思ってます。
ご高齢の方や、とにかく早急に対処してほしい、自分で対応できないなどの人は専門業者に頼むしかないと思いますが、息子や孫に頼めるなら一度お願いしてもいいかと思います。
まだ我が家も完璧に解決していませんが、引き続き戦っていきたいと思います。
また進捗がありましたら、記事を更新したいと思います。
皆様が「詐欺やぼったくり業者」に出会わないよう祈っております。
ではまた!