- 投稿日:2024/11/28
- 更新日:2025/11/06
「お灸に興味はあるけれど、家で火を使うのはちょっと不安…」
「子どもやペットがいて、煙の出るお灸は使いにくい…」
そんな方に向けて、今回は火を使わなくてもできるお灸の養生法をまとめました。ドラッグストアで買えるものから、家にあるものを使ったアイデアまで紹介します。
お灸はヨモギからできている
お灸は、春先に道端にも生えているあのヨモギを乾燥させて作る「もぐさ」が原料です。ヨモギは昔から、
すりつぶして虫さされや切り傷にぬる
お茶にして飲むとお腹や冷えにいい
など、食べる以外にも“薬草”として使われてきました。これを乾燥させて細かくし、体のツボにのせて温めるのが本来のお灸です。
※お灸の回数は働き盛りの男性をいみする壮年から「1壮(いっそう)、2壮」と数えます。

今は“火を使わないお灸”が選べる時代
とはいえ、実際にお家でお灸を据えるとなると、
火を使うのがこわい
煙やニオイが気になる、咳き込む
マンションで火器が気になっている
というお声も多いです。
そんなときは、市販されている火を使わないタイプのお灸を選びましょう。代表的には次のようなものがあります。
火を使わないお灸(カイロタイプ)
肌に直接ペタっと貼るだけ
見た目は小さなホッカイロに近い
ヨモギ由来の成分が配合されているものもある
火を使わないのでオフィス・移動中でも使いやすい
「ツボに温めをしたいけど、ライターを使うのはちょっと…」という人にはこれが一番手軽です。

火を使わないお灸(貼るタイプ)
貼るホッカイロは衣類に貼りますが、貼るお灸は肌に直接貼ることができて直にヨモギの成分も肌から吸収されることによりポッカポカになります。
左側は火は使いますが、煙の少ないお灸です。他にも花の形をしたアロマ灸など、現代に寄り添った色んな種類がありますので、好みに合わせて選ぶことができます。



鍼灸師、若林理砂先生考案!ペットボトル温灸
市販のお灸が手元にないときや、どうしても火気NGの環境では、ペットボトル温灸という簡単な方法もあります。業界ではよく知られているアイデアで、道具も少なくすみます!
耐熱ペッドボトルにお湯2/3と水1/3を入れて作ったものを1回5秒以内患部に当てて、3~5回を1セット。1日2~3セット。広い面や角をうまく使って押し当ててみてください!
*長時間同じ場所に当てると低温やけどの原因になります、皮膚が弱い方・ご高齢の方・感覚が鈍い部位は短時間で、妊娠中や持病のある方は、自己判断せず専門家にご相談のうえお試しください!
恵比寿で体質に合わせたお灸を受けたい方へ
セルフケア用のお灸はとても便利ですが、
「どのツボに貼ればいいのか分からない」
「冷えだけじゃなくて自律神経も整えたい」
という場合は、体の状態をみてからツボを選んだほうが効果が出やすいです。
恵比寿の鍼灸院ハリステーションでは、その日の体調・冷えの場所・生活パターンに合わせてお灸のポイントをお伝えしています。セルフケア用のお灸を持ち込んでいただいてもかまいませんので、気になる方はご相談くださいね。
自己紹介
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ひらく/鍼灸師:廣木孝志(ヒロキタカシ)
福島県白河市出身/日本健康太極拳協会楊名時八段錦・太極拳師範
せんねん灸セルフケアサポーターお灸を普及していきましょう!(不意のダジャレ)
2007に療術業界に助手として活動を開始/2013鍼灸師の国家資格を取得/2022年恵比寿に個室鍼灸院ハリステーションを開業
リベでは養生サークルにて仕事や先人の知恵から得た養生方法を研究し発信!https://libecity.com/room_list?room_id=qblJeRF2NlwRZyvxh3BA
リベシティスキルマーケットMeetsでは、鍼灸治療を出品。200件以上の施術を提供。初心者に優しい施術と説明を心がけている鍼灸師。稼ぐ力、健康資産のサポーターとして覚えていただけると光栄です!