- 投稿日:2024/11/29
- 更新日:2026/01/21
いちご農家として生計を立てる方法①個選農家と共選農家の違い解説
こんにちは!愛知のいちご農家ゆうです。

・いちご農家って稼げるの?
・どうやっていちご農家になるの?
・実際いちご農家という仕事はおすすめ?
この辺りを、
中学生時代から農業を手伝いつつ、大学卒業後農業系企業に3年勤めた後、就農して3年になる僕の視点からざっくり解説していきたいと思います!
「ものを販売する」という点においては、他の職種にも応用の効く考え方もあると思うので、農業関係ない職種の方もよければ覗いていってくださいね😊
※今回の内容はいちご農家に限定した内容ではなく、おおよそどの作物でも共通する内容かなと思います
もくじ
農家にはざっくり2種類ある
・個選農家
個選農家のメリット
個選農家のデメリット
・共選農家
共選農家のメリット
共選農家のデメリット
まとめ
農家にはざっくり2種類ある
農家にも種類がある!と言われても農業経験のない方にはピンとこないかと思います。
実は農家には、ざっくり個選農家と共選農家という2種類があるんです。この2つの主な違いは、「販売先の違い」になります。
それぞれ解説していきます!
個選農家
個選農家の主な特徴は、「生産した作物を生産者自身で販売する」ことです。
つまり、作物の生産をするだけではなく、自身で広告宣伝をしたり、リピートしてもらえるように品質や個性にこだわったりして、生産した作物を販売する活動が必要になります。
その他には、補助金の種類が共選農家と違ったり、栽培方法が比較的自由だったりと言った特徴もあります。
共選農家
共選農家の主な特徴は、「生産した作物を基本的に農協経由で市場に出荷する」ことです。
主にスーパーで買い物する際に皆さんが手に取る農作物は、共選農家の方の作物であることが多いですね!
個選に対して、販売の部分を農協に委託し、生産に専念することができます。作物や契約条件などによっては、選果(品質チェック)も農協に委託するケースもあります。
なので共選農家は、個選農家と比較すると品質以上に収穫量を増やすことや、単価の高い旬の時期に合わせて収穫ができるように調整する技術などが必要になります。(これがなかなか難しい!)
例…いちごはクリスマスに出荷すると1パック1,000円。年が明けてしまうと半額になる場合も…!
また農協への出荷の際に、パッケージや内容量の規格が定められていたり、傷や糖度の違いなどで審査があったりします。
こうして厳しい品質の審査を通過した作物が、市場を出回って皆さんの手元に届いています😊

それぞれのメリットとデメリット
個選農家のメリットとしては、
・作物の値段を自身で調整できる
・販売に係る手数料が少ない
・栽培品種の変更なども可能
・自由
逆にデメリットとしては、
・栽培がうまくいっても販売ができなければ収益が伸びない
・他の農家との繋がりがやや少ない
・責任がより大きい
それに対し、共選農家のメリットは、
・栽培ができれば全て販売まで委託できる
・出荷後の生産物のクレームなどが直接生産者に届くことはあまりない
・共選農家の組合の繋がりが持てる
・収穫量を増やすことに注力できる
そしてデメリットは、
・販売に手数料がかかる
・生産物の値段を自分で決められない(これがきつい)
・組合によっては人間関係がダルい
・品種や栽培方法などの縛りがある
まとめ
それぞれにメリットデメリットがありますが、、、
1番大きな違いは、
作物の値段を自分で決められるかどうか
にあると考えています。(これって法律的にグレーでは…?)
僕は個選でやっていますが、共選農家の方とお話しする際によく耳にするのは、
人件費、資材費、重油代などの経費が上がっても販売する作物の値段を農協が決めてしまう為、値上げできなくて経営が厳しい。
という内容です。
個選か共選どちらになりたいかによって、いちご農家の開業の方法が変わります!
需要があってリアクションがあれば、それぞれの解説の投稿します✒️笑
もしこれから農業を始められる方は、それぞれのメリットとデメリットを考慮して選択することをお勧めします😊