- 投稿日:2024/12/01
- 更新日:2024/12/01
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要約
タイパ・コスパ重視の世の中、要点だけ効率よくおさえる実に理にかなった考え方です。だからこそ詰め込み過ぎて余白もなく、疲れきってしまう前に知っておいてほしい一言です。「喫茶去」は禅の言葉、「ちゃいっぺ」は鹿児島の古い文化。どちらも今の世の中に必要な考え方で、私的には心を守る力です。
タイパ、コスパ重視でめまぐるしく変化する現代社会に付いて行くのがやっとの団塊ジュニア世代の喫茶店マスターです。
🦁今日が一番若い日!
🦁素直が一番!即実行!
🦁オスはやれや!!
もちろん真実であり心に響きます。
良いと思う事はすぐ初めて高速で失敗を繰り返す!
これが成功への近道であるのは間違いないのですが、
色々やり過ぎてあっぷあっぷになったり
次から次に実行しているうちに自分を見失ったりもしばしば(;^_^A。
そんな時に
自身の限界を超えて息が詰まりそうになる時に
心に余裕が出来る私の好きな言葉
「喫茶去(きっさこ)」
「ちゃいっぺ」
この二つをご紹介しますね。
喫茶去(きっさこ)とは
中国唐代の禅僧、趙州従諗(じょうしゅうじゅうしん)の言葉。
元々は「お茶を飲んで去れ」「お茶を飲んで目を覚まして来い」と言う意味だったそうです。
趙州禅師語録「喫茶去」
「趙州録」に次の話があります。 中国唐時代の有名な禅僧の趙州和尚の話。 その趙州和尚のもとに修行僧が教えを頂きたいとやって来た。 趙州 「前にもここに来たことがあるか?」 僧1 「来たことがありません」 趙州 「お茶を召し上がれ(師云、喫茶去)」 またあるとき別の修行僧がやって来た。 趙州 「前にもここに来たことがあるか?」 僧2 「来たことがあります」 趙州 「お茶を召し上がれ」 これを聞いていたこの寺の院主は 院主 「前に来たことがない者に『お茶を召し上がれ』とおっしゃるのはともかくとして、前にも来たことがある者になぜ『お茶を召し上がれ』とおっしゃるのですか?」 趙州 「院主さん!」 院主 「はい。」 趙州 「お茶を召し上がれ」
伊万里陶芸通信より
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