- 投稿日:2024/11/30
- 更新日:2025/09/30

「到達早見表」で未来を見据えよう
「1億円の資産を築くなんて無理…」と思う方が多いかもしれません。
ですが、インデックス投資を活用して毎月コツコツと積み立てることで、
積立+複利の力で達成可能な目標となります!
この記事では、積立投資で『1億円の資産を目指す』ための具体的な数値や戦略を「到達早見表」を使って解説します。
ぜひ、自分らしい未来への道を見つけてみてくださいね!
1億円を達成するための「現実的な期間」とは?
まずは、実際にどれくらいの期間が必要なのかを見てみましょう。ここでは、S&P500インデックスファンドの直近20年間の実質リターン(年平均複利7%)を参考に試算します。
例えば、毎月5万円を積み立てた場合、1億円に到達するのは…約37年後!
10代や20代から始めれば、十分目指せるゴールです。若いうちから始めることで、時間を味方につけられるのが積立投資の最大の魅力ですね。
「37年は長すぎる!」と感じた方へ
「そんなに長い間待てない!」という方もいるでしょう。1億円を達成する期間を短くするためには、次の2つの方法が考えられます。
✅運用利回りを高める
✅積立額を増やす
ただし、運用利回りを意図的に高めることは難しいため、現実的な選択肢は積立額を増やすことです。
では、20年で1億円を達成するにはどうすればよいのでしょうか?答えは毎月20万円の積立!
しかしながら、一般的な年収や生活費を考えると、毎月20万円の積立は非常に高いハードルです。
高いハードルを越えるために、もう少し現実的な自分に合った選択肢を探ってみましょう。
目標達成のための現実的な選択肢
1億円という大きな目標を達成するためには、以下のような選択肢を柔軟に取り入れるといいかもしれません。
①期間を延ばしてハードルを下げる
もし20年という目標期間にこだわらないのであれば、期間を延ばすことで積立額の負担を大幅に軽減できます。
例えば、28年間で年平均複利7%の場合の必要積立額は月10万円に減少します。
期間 積立額(月)
20年 → 20万円
24年 → 14万円
28年 → 10万円
②副業や収入アップで積立額を確保
収入を増やす努力も一つの手段です。副業やキャリアアップで月5~10万円の余裕を作れば、目標に「より早く近づく」ことができます。
・副業
最近では、フリーランスや副業の選択肢が広がってきています。
例:Webライティング、せどり、動画編集など
・キャリアアップを目指す
スキルを磨き、昇進や転職で収入を増やす
③支出を見直して投資に回す
固定費や趣味の支出を見直し、余裕資金を積立に回すのも効果的です。
たとえ月1万円でも、長期的には大きな違いを生みます。
・固定費の見直し
保険や通信費など、解約や変更をする
・ムダな買い物を減らす
買い物前に「本当に必要か」を一度考える習慣をつけると、出費が
抑えられる。
※私は、3ヵ月経っても欲しいと思っていたら買うようにしています
④目標を柔軟に見直す
人生の中で環境や状況が変化するのは当然のこと。
その変化に合わせて積立の減額や一時的に止めるなど、無理に最初の目標に固執せず、自分に合ったペースで進めることが重要となってきます。
以下のような例を考えてみましょう。
・転職や家族の変化による目標の見直し
例えば、転職して収入が安定するまでは、「5000万円」を目指す
ように調整する。
その後、収入や状況が整えば、再度1億円を目指すことも可能です。
必要なければ、そのまま「5000万円」を目指す。
・結婚や子育てを通じて目標の変更
もし結婚して子どもができた場合、生活費や教育資金を優先すること
になり、積立額を一時的に減らす。
子どもが大きくなり生活が落ち着いたら、再度積立額を増やす。
・突発的な支出やライフイベントへの対応
予期せぬ支出(病気や家のリフォームなど)が発生したとき、一時的
に積立を止める、または減額する。
その後、状況が落ち着けば積立を再開する。
①~④の、参考となる選択肢はありましたか?
「到達早見表」で試算してみよう!
自身の環境や状況に応じて、シミュレーションしてください。
前述で取り上げた「到達早見表」のスプレッドシートを用意しました。
「L列」の積立額や目標額を変更し、色々と試算いただければ幸いです。
到達早見表はこちら☜をコピー
本当に伝えたかった「1億円を目指す」の意味
「1億円」という大きな目標は、途方もない夢のように感じるかもしれません。しかし、重要なのはその過程です。
積立投資で1億円を目指す中で、「計画を立てる力」「コツコツ継続する力」「未来を信じる力」を養うことができます。
これらの力は、お金を増やすだけでなく、人生のさまざまな場面でも活かされるでしょう。さらに、自分の可能性や未来の選択肢に目を向けるきっかけにもなります。