- 投稿日:2024/12/03
- 更新日:2025/09/30

「#7119」を知る前に——夜中の激痛とその後の後悔
家事や育児、そして仕事と慌ただしい毎日を過ごす中で、突然訪れるトラブルは避けられないもの。でも、そのトラブルをどのように対処するかで、ストレスや負担が大きく変わることに気づいたのは、ある日の経験と仕事で目にした知識からしてからでした。
今回は私が経験した失敗談と、後日知った「#7119」という救急相談窓口の便利さについてお話ししたいと思います。同じように日々奮闘する皆さんが、少しでも安心して毎日を楽しむヒントになれば嬉しいです。
深夜に起きた「ミニカー事件」
それはある夜のことでした。その日は1日中バタバタで、ようやく子どもを寝かし付けていました。疲れ果てていた私の頭には「早く寝たい」という思いしかありませんでした。
しかし、2歳半の息子は寝るモードに入ってからが長く、「立って抱っこしてー!」とせがんでいます。仕方なく抱っこしていて、ようやくウトウトそろそろ寝かせれるかなと思った瞬間、息子が手に持っていたミニカーが手から滑り落ち、私の足の指を直撃!
痛みが走り、「うガァぁぁー、これはただのぶつけた痛みじゃないかも…」と直感しました。
痛みが続く夜
激痛に耐えながらなんとかその場をしのぎ、息子を寝かしつけることには成功しました。しかし、足の指は触るだけでズキズキと痛みます。
「これ、骨折してるんじゃないか?」「病院に行った方がいいのかな…でも夜中だし…」
その日は深夜ということもあり、病院に行くことを諦めました。ただ、次の日になっても痛みが引かなかったらどうしよう、と不安を抱えたまま眠りにつきました。
翌朝の状態
翌朝、足の指はまだ痛みも残っていて、靴を履くのがつらい状態。しかし、家事や育児の忙しさに追われているうちに「まあ、そのうち良くなるだろう」と自己判断しました。
幸いにも、その次の日には痛みがだいぶ和らぎ、3日目には普通に歩けるようになりました。結果的には大事には至りませんでしたが、「もし骨折やひびが入っていたらどうなっていたんだろう」と考えると不安が残りました。
後日知った「#7119」の存在
そんな私が「#7119」という救急相談窓口の存在を仕事で知ったのは、それからしばらく経った後のことでした。
「#7119」は、急なケガや病気の際に「病院に行くべきかどうか、救急車を呼ぶべきかどうか」などを相談できる電話窓口です。特に夜間や休日など、医療機関をすぐに受診できないときに活用できるサービスで、全国的に多くの自治体が運営しています。
このサービスでは、医療の専門知識を持ったスタッフが対応してくれるため、自分では判断が難しい場合でも的確なアドバイスを受けられます。
私がこの窓口を知ったとき、真っ先に思い浮かんだのが「あのミニカー事件」でした。
https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/7119.html
大人の症状は ♯7119
https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/8000.html
子どもの症状は #8000
あのとき「#7119」があれば
もしあの夜、#7119の存在を知っていて相談していたらどうだったでしょうか?
症状を具体的に説明することで、骨折の可能性があるかどうかの目安を聞けたかもしれません。
深夜でも適切な応急処置や、翌日に受診すべき診療科についてアドバイスをもらえたでしょう。
何より、専門家に相談できる安心感が得られ、不安で眠れない夜を過ごすこともなかったはずです。
このように考えると、「知っているか知らないか」で大きな違いがあると感じました。
「#7119」はどんなときに使える?
「#7119」は、子どもだけでなく大人の体調不良やケガにも対応してくれる頼れるサービスです。以下のようなシーンで活用できます。
子どもが突然の高熱を出したとき
軽いけがをしたけれど、病院に行くべきかわからないとき
夜中に自分が体調を崩してしまったとき特に、小さな子どもを持つ家庭では「病院に行くべきかどうか」の判断が非常に難しいことが多いです。そのため、いざというときのために「#7119」をスマホに登録しておくのがおすすめです。
私が学んだこと
今回の経験を通して、「頼れるサービスを事前に知っておくこと」の大切さを痛感しました。特に子育て中は何が起こるかわからないので、こうした情報を共有することがとても重要だと感じています。
「#7119」を知ることで、私は次に何かトラブルが起きたとき、より冷静に対処できる自信がつきました。そして、この便利な窓口を多くの方に知ってもらいたいと思っています。
最後に
私があの夜に「#7119」を知っていたら、もっと安心して対処できたはずです。後悔しないためにも、ぜひみなさんもこの番号を覚えておいてください。そして、困ったときには迷わず利用してくださいね。
全国対応ではありますが、地域によっては対応していないところもあります。是非皆さんのお住いの地域の対応状況を確認してみてください。
必要な情報を備えておくことで、少しでもストレスを軽減できるはずです。この体験が誰かのお役に立てば嬉しいです!