- 投稿日:2024/12/05
- 更新日:2024/12/05

今から約30年前のことです。大学3年生の頃、同じ大学の友達と心斎橋商店街で、バリ島風の衣装を着たきれいな二人組の女性に話しかけられました。
「すぐそこにオープンしたばかりのエステで、キャンペーンをしています」
「無料でお肌の診断と、簡単な背中のマッサージを受けてみませんか」
などなど。もうすぐ50代のいまなら、ピシャっと断ることができるんですが、当時は
「断るのも失礼だし、無料でマッサージってお得やん」
と思ってしまい、友達と一緒に女性たちとお店に行ってしまいました。
カーテンのかかった小さな箱に顔を突っ込み、謎の白黒写真を撮られました。
「あー、毛穴が開いて、たるみも見え始めてます」
って。おいおいおい、まだ20歳やで!とここも今なら鋭く反撃できるのですが、その時の私は完全に信じてしまいました。
一緒にいた友達も、これからの肌の老化について真剣に説明を聞いていました。カモ二匹です。
そして、背中の服を着たままできる無料マッサージのお話はどこかに消え、気づくと5人に増えたバリ島風衣装のお姉さんがたに囲まれ、エステのコースの勧誘をされているという、地獄に陥っていました。

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