- 投稿日:2024/12/05
- 更新日:2025/01/01

お客さんと心を通わせる工夫、
ズバリ結論から言うわな。
「話しながら聴く」
これが肝やねん。
「なんのこと?」って思うやろ?
でも、これがめっちゃ大事やねん。
一方通行ちゃうねん、落語は。
普通、落語は演者がしゃべって、お客さんが聴くもんやと思うわな。
それ、一見すると一方通行やんか。
せやけど、実はちゃうねん。
演者はしゃべりながら、お客さんを“聴いて”るんや。
聴くっちゅうのは耳だけとちゃう
ここで言う「聴く」っちゅうのは、耳だけで感じることやないねん。
全身でお客さんの反応を受け取ることやねん。
たとえば、お客さんが笑ってるとしたら…
・どんな笑い方なんやろ?
・クスクス?ゲラゲラ?
逆にむつかしい顔してたら…
・それはデフォルトなんか?
・それともつまらんからなんか?
目、口、鼻、皮膚――ほんま全身の感覚を総動員して、お客さんを“聴く”。
これが落語の演者がしてることやねん。
お客さんファーストの姿勢が伝わる
演者は、お客さんの反応を見ながら話を進めていく。
その姿勢が「お客さんファースト」ってことやねん。

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