- 投稿日:2024/12/09
- 更新日:2024/12/10

医療費の負担を軽減する「高額療養費制度」…
このセーフティネットが見直しの岐路に立っています.
現行の仕組みは収入に応じて負担額が異なるものですが、厚生労働省はその上限額をさらに引き上げる可能性を示唆しました.
社会全体に影響を及ぼすこの改正案、どのような変化が起きるのでしょうか🤔?
今回の記事は医師側からの目線が強くなっていますが、お付き合い下さい💦笑
1. 高額療養費制度とは
高額療養費制度は、医療費の自己負担が家計に大きな負担をかけないよう、所得に応じた上限を設けた仕組みです.現在、70歳未満の自己負担上限額は5段階に分かれています.一般的な医師の平均年収は1,500万円くらいなので、おおむね最上位層に入ります😢
例えば、平均的なサラリーマン家庭の月額自己負担上限は8~10万円(※1)程度ですが、一方で高所得層では25~28万円程度(※2)になることもあります.
※1:8万100円+追加自己負担分、4回目からは多数該当が適用され3万5,700円減る

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