- 投稿日:2024/12/10

おっさんと忘年会――それでも乾杯する理由
12月に入ると、世間の空気がなんとなく浮ついてくる。忘年会シーズンの到来だ。
飲みニケーションなんて言葉は時代遅れになりつつあるが、おっさんにとって忘年会は「年の瀬恒例のイベント」。
参加するたびに、「これが最後の忘年会でもいいな」と思いつつも、なんだかんだで参加してしまう。
■ 忘年会、行くべきか行かざるべきか
40代にとって、忘年会の通知が来るたびに心の葛藤が生まれる。
• 「もう若くないし、体力的にきつい…」
• 「帰宅して録画してたドラマを観たい…」
• 「でも、断ると角が立つかもな…」
この三つ巴の葛藤の末、おっさんが出す結論はほぼ「とりあえず顔を出す」だ。
しかし、ここで一つ重要なのは、おっさんはすでに全力で楽しむタイプではなくなっていることだ。
ただ、「会社の平和」と「自分の評価」のために、冷静なバランス感覚で参加するのだ。
1.おっさんと席選びの心理戦

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