- 投稿日:2024/12/26

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要約
過去の傾向からすると、現在のS&Pの水準は割高で、今後10年間のパフォーマンスはマイナスの可能性があります。
この分析の注意点を説明したうえで、S&Pの代わりとなる投資先を3つ紹介します。
割高なS&P500
(出典:J.P.モルガン・アセット・マネジメント 『Guide to the Markets』p45)
この図は、1988年以降のS&P500の平均リターンと予想PERをプロットしたものです。
縦軸が投資後10年の平均リターン、横軸が予想PERです。
予想PERは、株価の割高割安を示す指標です。
PERが大きいほど株価は割高とされ、小さいほど割安と判断されます。
図を見ると分かるとおり、割高になるにつれてリターンが小さくなっています。
2024年12月4日現在で、S&Pの予想PERは23倍程度ですから、上記のJPモルガンの分析時よりさらに割高感が増しています。
過去の傾向からすると、今後10年間の平均リターンは、マイナスの可能性があります。
注意点
短期では予測力が低い
(出典:J.P.モルガン・アセット・マネジメント 『Guide to the Markets』p45)
この図は、先程の図の縦軸を、投資後1年間のリターンに変えたものです。

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