- 投稿日:2024/12/23
- 更新日:2025/09/30

値引き交渉:お互いに気持ちよく取引するために
メルカリでの値引き交渉においては、「自分も相手も気持ちよく取引を終える」ことを目指すのが大切です。
以下では、具体的なやり方や対応例、さらに考え方をまとめました。
1. 最低価格を決めて、少し高めに出品
まず、自分が「この値段なら売ってもいい」と思う最低価格を決めておきます。ただし、最初からその値段で出品すると交渉の余地がなくなるので、少し高めの価格で出品しましょう。
例: ・5000円で売りたい商品を7000円で出品。
・値下げ交渉や自動値引きで徐々に調整する準備をしておきます。
2.値下げ交渉された場合の対応
「お値下げ可能ですか?」というコメントが来たら、次のように対応します。
例:柔軟に対応する返答例「コメントありがとうございます! 実は、今出品したばかりで、これから価格を少しずつ調整していく予定でした。 でもせっかくご相談いただいたので、500円引きの6500円でいかがでしょうか?」
このように、値下げ希望コメントのタイミングでこちらから具体的な金額を提示することで、「おっ?」と相手に好印象を与え、次の交渉を引き出すことができます。
3.さらなる値引き交渉があった場合
相手から「6000円では厳しいでしょうか?」とさらに値引きの希望があった場合、多くの人は「せっかく値引きしてあげたのに……」とうんざりするかもしれません。
しかし、ここで重要なのは、相手が「本気で購入したい」という意思を示している可能性が高いという点です。
思い出してください。最初に最低価格を決めておいたことを。5000円で売れたらよかったんですよね。
相手を尊重しつつ、自分も譲れるラインを明確に伝えることで、購入意欲を高めることができます。
4.時間制限を設けよう
値下げ交渉に応じたものの、相手からの返信がない場合があったり、購入されないこともあります。
例:時間制限を設定する返答
先ほどの対応の文章にこちらもプラスしてください。
「では、今から6000円に値下げします。ただし、⚪︎時間以内にご購入いただけない場合は元の価格に戻させていただきますのでご了承ください。」
時間制限を設けることで、自分の意思を伝えるとともに、相手に行動を促すことができます。
この時間はお好きに設定してください。返事やその後の設定ができる時間を考慮して、私は12時間〜24時間の多めにとっています。
5.毎日100円ずつ自動値下げして上位表示を狙う
交渉がまとまらなかった場合でも、毎日少しずつ値下げをすることで、検索結果の上位に表示される仕組みを活用しましょう。
この方法なら、購入希望者の目に留まりやすくなり、売れる確率が高まります。
6.売れなかった場合は「次の機会」として捉える
もし値引き交渉がうまくいかなかったり、最終的に売れなかった場合でも落ち込む必要はありません。
そのタイミングで相場を再確認し、値段を見直すことで次のチャンスにつなげることができます。
まとめ 自分の希望と相手の満足を両立させるポイント
1.最低価格を決めておき、高めにスタートする。
2.値下げ交渉には具体的な金額を提示して柔軟に対応する。
3.さらなる値引き交渉にも、相手の購買意欲を引き出すチャンスと考えて対応する。
4.時間制限を設けて、次の行動を促す。
5.毎日100円ずつ値下げして上位表示される仕組みを活用する。
6.売れなかった場合も前向きに捉え、値段の設定を見直して次に活かす。
メルカリでの取引は、自分も相手も気持ちよく終えられることが理想です。しかし、中には無理な値下げ要求や不躾な態度の方もいるかもしれません。その場合でも、すべての要求に応える必要はありません。
最も大切なのは、自分が心地よいと思える範囲で取引を進めることです。
ルールを決めるのは自分自身。
お取引においては、「お互いを尊重し、感謝の気持ちを持つ」ことを心がけ、無理をせず、自分のペースで進めていきましょう。
このようなスタンスを持つことで、きっと気持ちの良い取引ができるはずです。
常に自分がしたいことを優先しつつ、相手を尊重する姿勢を忘れないことが大切です。双方が「いい取引だった」と思えるお取引を目指しましょう!