- 投稿日:2024/12/27

今回は、老人ホームをはじめとする、様々な介護の現場において活躍する歯科医師や歯科衛生士の仕事について解説していきたいと思います。
その前に日本にほける介護保険制度について簡単におさらいしましょう。
介護保険制度とは?
高齢者に対し適切なサービスを提供するのはもちろん、介護する家族の負担を減らし、介護による離職者をなくすことを目的とした制度になります。
介護保険制度において、「保険者」とは、全国の市町村と特別区(東京23区)などの自治体です。
40歳以上の国民は全員、介護保険への加入を義務付けられており、「被保険者」として保険料を納付します。
また、被保険者は、65歳以上の方(第1号被保険者)と、40歳から64歳までの全国健康保険協会や国民健康保険などの医療保険加入者(第2号被保険者)に分けられています。
まず第1号被保険者の介護保険料は、市区町村が被保険者の所得や生活保護の受給状況などに応じて決定し、年金から天引きすることで徴収されます。また第1号被保険者になると、「介護保険被保険者証(保険証)」が発行されます。これは医療保険の保険証とは異なるもので、介護サービスなどを利用する際に必要となります。第1号被保険者は原因を問わず、要介護・要支援認定を受けたときに介護サービスを受けられます。

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