- 投稿日:2024/12/29

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要約
大晦日の除夜の鐘🔔は中国由来で、鎌倉時代以降日本に定着。108回は煩悩の数など諸説あり。鐘の音で1年の汚れを払い、新年を清らかに迎える意味が✨近年は騒音問題等で時間変更や回数減も。今年は除夜の鐘で心リセット&良い新年を迎えよう😊
はじめに:大晦日に響く鐘の音
毎年大晦日になると、多くの寺院で「除夜の鐘」という行事が行われます。深夜に鐘がゴーンゴーンと響き渡る光景をニュースやSNSで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
実はこの除夜の鐘、日本の大晦日を象徴する重要な仏教行事のひとつなのです。今回の記事では、除夜の鐘の由来や意味、そして現代まで続く理由について、調べましたので解説していきます😊
1. 除夜の鐘とは?
1-1. 中国から伝わった風習
除夜の鐘は、もともと中国の宋(そう)代(西暦960年〜1279年)に禅宗の寺院で行われていた習慣が由来とされています。当時は「年の変わり目に鬼門(北東)からの邪気を払うため」に鐘を鳴らしていたそうです。
1-2. 日本での始まり
中国から日本に伝来したこの風習は、鎌倉時代以降、特に禅宗の寺院で取り入れられ、室町時代ごろには「大晦日から元旦にかけて鐘を撞(つ)く」という行事として定着しました。いまでは宗派を問わず、全国各地のお寺で大晦日に鐘を鳴らす姿が見られます。

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