- 投稿日:2024/12/30
- 更新日:2025/11/03
普段、飛行機に乗ることはありません。乗る時は妻の台湾帰省時のみ。以下の事柄は国際線での話です。
実体験:空港カウンターでのヒヤリハット
「お客様、申し訳ありませんが、バッテリーは預け入れ荷物に入れることができません」
出発前の慌ただしい空港カウンターで、突然声をかけられた時の焦りを今でも鮮明に覚えています。私の場合は予備バッテリーを、妻の場合はリチウム電池内蔵のヘアアイロンを預け入れ荷物に入れていたため、急いで手荷物に移し替えることになりました。
この経験から学んだ航空機のバッテリー持ち込みルールについて、詳しくご紹介します。
バッテリー持ち込みの基本ルール
リチウムイオンバッテリーの容量制限
1. **100Wh以下のバッテリー**
- 個数制限なしで持ち込み可能
- 一般的なモバイルバッテリーやスマートフォンはこれに該当
2. **100Wh~160Whのバッテリー**
- 1人2個までの持ち込みに制限
- プロ用カメラの大容量バッテリーなど
3. **160Wh以上のバッテリー**
- 持ち込み・預け入れともに不可
手荷物に入れるべきバッテリー関連機器
- モバイルバッテリー
- スマートフォンの予備バッテリー
- カメラの予備バッテリー
- リチウム電池内蔵の美容家電(ヘアアイロンなど)
- 電子タバコ(本体・予備バッテリー)
電子タバコに関する特別なルール
- **機内持ち込み**: ✅ OK
- **預け入れ荷物**: ❌ 禁止
- **注意事項**:
- 機内での本体充電は禁止
- 予備バッテリーの充電も禁止
- 必ず手荷物として持ち込むこと
安全な旅行のための事前チェックリスト
出発前の確認事項
1. **バッテリー内蔵機器の確認**
- 持ち運ぶ機器のリストアップ
- 各機器のバッテリー容量確認
- 充電状態の確認
2. **荷物の仕分け**
- バッテリー類は全て手荷物用バッグに集約
- 預け入れ荷物に入れないよう再確認
- 予備バッテリーは端子保護を確実に
トラブル防止のための実践的アドバイス
🔍 事前確認のポイント
- 搭乗する航空会社の公式サイトでルール確認
- 国際線の場合は特に慎重に確認
- 不明点は事前に航空会社へ問い合わせ
⚠️ よくある失敗パターン
- 美容家電のバッテリー内蔵を見落とす
- 電子タバコを預け入れ荷物に入れてしまう
- バッテリー容量(Wh)表示の未確認
💡 便利な対策法
- バッテリー関連品は専用ポーチにまとめる
- 出発前日に最終チェック
- 予備の充電は事前に完了
まとめ:安全な空の旅のために
私たちの失敗経験から学んだ最も重要なポイントは、「バッテリーは必ず手荷物に」という原則です。空港での急な荷物の詰め替えは、時間的にも精神的にも大きなストレスとなります。
このルールを守ることは、あなたの安全な旅行はもちろん、他の乗客の安全にも繋がります。事前の確認を怠らず、快適な空の旅をお楽しみください。
皆さんへメッセージ
慌ただしい出発準備の中で見落としがちなバッテリールール。でも、このルールを知っているだけで、スムーズな旅の始まりを迎えることができます。この記事が、皆さんの安全で快適な旅のお役に立てば幸いです。良い旅を!