- 投稿日:2024/12/30

はじめに:どうして初詣に行くの?
新しい年が始まると、多くの人が神社やお寺に足を運びますよね。これが**初詣(はつもうで)**と呼ばれる行事です。
「新年に神様や仏様へあいさつする」「家族や友人と一緒に1年の無事を祈る」
こんなイメージを持つ人も多いでしょう。でも、そもそも「初詣」はいつ頃、どうやって始まったのでしょう?この記事では、初詣の歴史や意味、そして現代まで続いている理由を調べましたので解説してます。
1. 初詣の始まり
1-1. 平安時代の「年籠り(としごもり)」
初詣の起源は、**平安時代(794年~1185年)の『年籠り』**にさかのぼるそうです。
年籠りって?
家長(家族の代表)が大晦日の夜から元日の朝にかけて、氏神(うじがみ)様を祀る神社にこもり、一家の繁栄や無病息災を祈願した行為です。夜通し祈りを捧げる、とても神聖な習慣でした。
1-2. 恵方詣(えほうもうで)との関係
平安時代には、年籠りと並行して「恵方詣」という風習もありました。その年の縁起がいい方角(恵方)にある神社やお寺をお参りすることで、より強いご利益を得られると信じられていたのです。

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