- 投稿日:2025/01/12
- 更新日:2025/11/04
文章が長い!わかりにくいを解消しましょう!
ノウハウ図書館ほか、さまざまな文章を書いていて、文章が長ったらしい印象だなぁ、と感じたことはありませんか?そんなときは、ちょっとした工夫で文章をスッキリさせることができます。
それは「〜という」を減らして簡潔にすることです。
「という」を削る基本のテクニック
まずは、「という」を減らす方法を押さえましょう。
例1
修正前:
お金の大学という書籍は、お金に関する知識を学べる本です。
修正後:
書籍『お金の大学』は、お金に関する知識を学べる本です。
いかがでしょうか。
「という書籍」を削り、「書籍『』」と直接表現するだけでスッキリした感じになりませんか?
さらに文章を追加するなら、概要を先に述べ、詳細を後に続ける構成が効果的です。
例2
修正前:
お金の大学という書籍には、節約術や投資の基本についても詳しく書かれていて、お金の増やし方や守り方を実践的に解説してくれる本です。
修正後:
書籍『お金の大学』は、お金の増やし方や守り方を実践的に解説しています。節約術や投資の基本についても詳しく書かれています。
概要を冒頭に置き、次に詳細を書くことで、読者が「この文章は何について書いているのか」をすぐに把握できます。
ちなみに……書籍名や映画の作品名などは『』を使うのが正しい
文章を書く際の表記ルールとして、書籍、映画、音楽アルバムなどを表す際のタイトルには、『 』(二重かぎカッコ)を使う。というルールがあるそうです。
例:『お金の大学』、『千と千尋の神隠し』
などですね。覚えておいて損はないかもしれません。
なぜ『 』かというと、「 」にすると、誰かの話している言葉や強調したい言葉と区別ができなくなるから。
例:書籍『お金の大学』には、「お金は使う力が大切だ」と書かれていました。
『』を使うことで、書籍・作品名だと分かり、「」を使うと話し言葉だと明確に区別できますね!
まとめ:スッキリした文章を書くポイント
「という」を削るか、別の言葉に置き換える
例:「という書籍」を「書籍『 』」にする。
概要を先に述べ、詳細を後に続ける
概要を冒頭に置くと、読者が意図を理解しやすい。
書籍名や作品名は『』を使う
『お金の大学』や『千と千尋の神隠し』のように、タイトルを正しく表記する。
決して「〜という」を使う文章が悪いわけではありません!私もこの記事内で何度か使用していますし。文章をスッキリさせるための一つのテクニックとして、ご紹介しました。
表記の正しいルールを押さえるだけで、文章の質がぐっと向上します。
ぜひ実践してみてください!😊